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Ⅰ.ディズニー『ウィッシュ』日本興収6億超え。初登場首位でも心配?するメディアのおもちゃになるだろう。

1.【筆者のコメント】
米国での先行公開では数字が悪くて心配?されている。(映画業界で人気者であったデズニーをこき下ろす格好のネタとして)

近年(2020年代)の作品の興収が悪い根本の原因を個人的に考えるに。デズニーの顧客は「ポリコレや差別・多様性をアニメに取り入れる事」に嫌気がさしているのだろうと思う。

そもそも、デズニーの顧客の多数派は、黒人やラテンアメリカ人ではなく、白人中間所得者層であり保守層であり、共和党支持層だったはず。
NYやLAの貧民層がデズニーを見に行くわけがない。それなのに2000以降、政治的な圧力によるポリコレに傾いて、ヒロインは有色人種になってしまった。ハリウッド全体だけれどね。

だから氷の国=白人がヒロインのアナと雪の女王(2014 )
の世界興収が12.84億ドルでトップになる。

黒人や南太平洋サモア人やアラビア人や中国人より、白人ヒロインに憧れる。
特に日本人女性は、スノッブ傾向が強いから王女様が大好き。シンデレラ症候群という事も言われている。
こんなポリコレ違反な事世界中で誰も書けない事でしょう。

その観点で『ウィッシュ』は、「モアナと伝説の海」に近い興収になるのかもしれない。

【ご参考】

公開  日本興収  世界興収
アナと雪の女王                  2014       255.0億円      12.84億ドル
モアナと伝説の海    
2017    51.6億円  6.44億ドル


『ウィッシュ』 北米オープニング週末の興行収入
週末3日間の興収は1950万ドル(約29億円)
週末5日間の興収は3170万ドル(約47億円)


■映画『ウィッシュ』のオープニング興収、ディズニーアニメで過去最低水準に

Forbes  2023/11/29(水)

米国で先週公開されたディズニーの新作アニメ映画『ウィッシュ』は、オープニング週末の興行成績が振るわない結果に終わった。同作は批評家からの評判も芳しくない。ディズニーはこのところ不発の映画作品が続き、観客を映画館へと呼び戻せずにいる。

22日に公開された『ウィッシュ』は、北米オープニング週末の興行収入が予想を大きく下回り、3位で発進。週末3日間の興収は1950万ドル(約29億円)、23日の感謝祭の祝日を含む週末5日間の興収は3170万ドル(約47億円)だった。

米メディアのデッドラインとバラエティは、北米5日間のオープニング興収を最大5000万ドルと予想していた。同作の製作費は2億ドル。
『ウィッシュ』の週末オープニング興収は、『ストレンジ・ワールド/もう1つの世界』や 『ラーヤと龍の王国』などの失敗作は上回ったものの、ディズニーがこれまでに製作したほぼすべてのアニメ映画を下回った。これに対し、オープニング興収が最も高い7作品はいずれも2010年代に公開され、初週の週末に4500万ドル以上を稼いでいる。

デッドラインは、同作の不振の原因として、予告編からストーリーがはっきり伝わらなかったことや、本編の内容がディズニー映画でおなじみの「滑稽な相棒たち(しゃべるヤギとふっくらした星)」が登場する「即席のプリンセス映画」に終始したことにあると評した。

批評家の中には、ディズニー創立100周年を記念して作られた同作が「マジカルなイベントというよりかは企業の商品」となっているとか「映画のマジックの一部を取り戻そうとする強引な試み」だと指摘する者もいた。

デッドラインは、『ウィッシュ』がストリーミングサービスのDisney+(ディズニープラス)でリリースされるのを待って自宅で観ようとしている人が多い可能性を指摘。匿名のアナリストはデッドラインに対し、ディズニーは人々に同作を映画館で観たいと思わせることができなかったとし、同作が「魅力的なコンテンツというよりかは、企業の誕生日祝賀」になっていると批判した。

このところ不発続きのディズニー映画を振り返る

ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は今月の決算説明会で、同社が興行成績の面で苦戦していることを認めた上で、同社が質より量を優先したことで「フォーカスを若干失った」と説明。今後は作品の質を重視する方向に転換すると表明した。

ディズニーは、2週間に公開した『マーベルズ』も振るわない結果となったばかり。同作のオープニング週末興収は4610万ドルで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては過去最低を記録し、前作の『キャプテン・マーベル』(2019年公開)の3分の1にも満たなかった。一部の業界専門家は、不振の原因を「スーパーヒーロー疲れ」と説明している。

同じくディズニーが手がけた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』も、オープニング週末興収がわずか6000万ドル、全世界興収は3億8300万ドルで、製作費が3億ドル近いことを考えると期待を大きく下回った。「インディ・ジョーンズ」シリーズは第1作の公開から40年以上がたつが、最新作の北米興収はインフレ調整前の額でもシリーズ最低となった。

さらに今年公開で不発に終わったディズニー映画としては、『ホーンテッドマンション』がある。1億5000万ドルの予算に対して、北米オープニング週末興収はわずか2400万ドル、世界累計興収は1億1700万ドルだった。バラエティ誌はその原因について、7月という公開時期にあった可能性を報じている。当時、俳優の一斉ストライキが続いていたため、出演者が同作のPRをすることができなかった。また業界専門家からは、ハロウィーンに合わせて公開されるべきだったとの意見も出ている。

一方、今年公開されたディズニー映画の『リトル・マーメイド』と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、予算の2倍以上の興収を記録したが、業界の予測を下回ったため、期待外れの結果と受け止められた。

ただデッドラインは、興行成績が振るわなくとも、」Disney+では好成績を残せる可能性があると指摘している。劇場興収が期待外れだった『エレメンタル』は、Disney+での配信開始から5日間で2640万回視聴され、同サービスで最も人気の作品の1つとなった。


■【ディズニー危機】なぜディズニー映画は尽く興行的に失敗していると思いますか?_ディズニーさん、米映画ファンに的確に指摘されてしまう

闇耳チャンネル_サブカル自由主義宣言  2023/12/05








【筆者のコメント】

「デズニーヒロイン映画」を好きな人の事は実感できないので「1.クソ品質」と言われても分からない。興味ないからきちんと見ないからね。
「2.デズニー・プラス」が有る為に、「クソ品質」と論評されている映画をわざわざ映画館に行かないという事らしい。


うっ?なんかおかしくない?
本当に「デズニーヒロイン映画」を好きなひとなら、まず見に行くでしょう。見に行かないで「デズニー・プラス」にする人は、付和雷同、イノベーター理論で言う処の「アーリーマジョリティー」もしくは「レイトマジョリティー」の行動パターンである。

一方、「イノベーター」「アーリーアダプター」はすべての人が評論家やインフルエンサーと言われる表面に出て発言する人ではない。だから、本音の部分が解りにくい。悪口もあまり書かないで支える。
興収が悪いと言っているが、デズニー以外の普通の映画なら、
・週末5日間の興収は3170万ドル(約47億円)
はそんなに悪い数字ではない。
初週に観に行った人限定で意見を聞きたいものです、匿名で。
 「何がクソ品質なのか?」「改善の余地は?」
そこにしか真実は無い。

筆者が一番心配している事は、日本のアニメも「ポリコレ・多様性」と言う怪物に潰されないかどうかの事である。

人間は死んでも良いが、熊は殺すな可哀そうというたぐいの、
『都会であまりに恵まれた生活で狂ってしまった・人間は動物である事を忘れてしまった人々』
が社会をダメにする。

本当の貧困者層・抑圧されている層が「ポリコレ・多様性」を掲げて叫んでいるのではない。
政治的な力を持ちたいが為に、「保守層」「伝統を重んじた層」「既得権益者層」から権力と金を奪いたいが為の社会運動である。
だから現米国民主党内に「極左勢力」が紛れ込んでいる。

続く


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