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【小関裕太】【生田絵梨花】ドラマ「素晴らしき哉、先生!」で共演、恋人役。「四月は君の嘘」の共演者でもあり、今年の「ロミジュリ」で乃木坂46現役メンバー【奥田いろは】と共演。

1.【筆者のコメント】
【小関裕太(アミューズ)】と【生田絵梨花】は「四月は君の嘘」で共演。今回ドラマ「素晴らしき哉、先生!」で恋人役で共演。【奥田いろは(乃木坂5期生)】と【小関裕太】が共演したので、取り上げてみた。



2.小関裕太、戦友・生田絵梨花と再共演で作り上げた“大人の恋人像” 「ロミジュリ」全公演終えて得たものも明かす

model  press 2024/7/21(日)

【モデルプレス=2024/07/21】ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」でロミオ役の1人を務め、注目を集める俳優の小関裕太(こせき・ゆうた/29)。モデルプレスのインタビューでは、ミュージカルでの役作りや、「ロミオ&ジュリエット」を経て挑む8月18日スタートのABCテレビドラマ「素晴らしき哉、先生!」の撮影秘話、主演の生田絵梨花とのエピソードなどを語ってもらった。【インタビュー後編】

◆小関裕太「ロミジュリ」へ抱いていた想い

― 改めて、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」全公演を終えた心境を教えてください。

小関:公演を通して得たものがたくさんありました。まずはこのロミオという役に出逢えたこと。この役は役者をやっていても巡り合わせがなければ演じることのできない役だと思うので、僕の人生の中にロミオという役を演じることができた期間があることを誇らしく思います。そしてこのミュージカル 「ロミオ&ジュリエット」に参加することは容易いことではありませんでしたが、2024年キャストと一緒に作り上げたかけがえのない日々。毎日全員が立ち向かって挑戦して。そんな中で歌うこと、踊ること、演じることのやり甲斐を改めて感じました。

400年以上愛される「ロミオ&ジュリエット」が持つ大きなメッセージ、「愛と憎しみ」。誰かを愛するから人を憎しみ、また護るために憎しみ…その連鎖を断ち切るのもまた「愛」なのではないか。それを伝えられるこの作品の一員になることができて幸せでした。

ロミオ役は約1年前にオーディションで選んでいただいたのですが、この作品に挑戦すること自体、自分にとって大きな決断でした。美しい楽曲をちゃんと美しいままに歌えるか、歴代積み重ねていったロミオを自分だったらどう表現するか、ロミオ役のオーディションに臨むと決めた時から、不安もありつつ、色んな可能性を考えて過ごしていたことを思い出します。

― 最初はどのようなことに不安を抱いていたのでしょうか?

小関:1番は楽曲です。全体で43曲、ロミオの曲で17曲という、僕にとっては今まで体感したことがない楽曲数と楽曲の幅があったので、「これをちゃんとやり遂げられるかな」という思いがありました。キーが低いものもあれば高いものもあって、共演者の方からも「自分だったらどう組み立てるかちょっと想像ができない」といったことを言われ、「そんな難しいんだ…!」と。

ミュージカル作品は、いままでもやってきていましたが、この曲数と向き合ったことがなかったので、「これが良かった」「これが悪かった」と毎日学んだり、スタッフの方や共演者の方からアドバイスをいただき、結果的に色々なものが本番に間に合ったという感覚です。だからこそ見えた景色だと思いましたし、不安が大きかったからこそ爽快感がありました。

◆小関裕太、生田絵梨花と再共演への思い

― 8月18日放送スタートのドラマ「素晴らしき哉、先生!」への出演も控えています。主演の生田さんとは、2022年上演のミュージカル「四月は君の嘘」ぶりの共演となりますが、心境はいかがですか?

小関:「四月は君の嘘」は新型コロナウイルスの影響で2020年に1度なくなってしまったミュージカルということもあり、とても長い期間を費やして向かい合った作品でした。楽曲数はそこまで多くなかったのですが、オリジナル作品ということで、共演者の方とスタッフの皆さんと一緒に“答えのない答え”を探すこともハードだったなと思います。

絵梨花ちゃんはともに作品を作り上げた”戦友“なので、絵梨花ちゃんの地上波連ドラ初主演作に出演させていただけることはすごく嬉しいです。今回は5年付き合っている恋人役ということで、大人の恋人同士の会話も描かれています。「四月は君の嘘」での学生役を知ってくれている方にとっても面白いんじゃないかなと思います。

― 撮影も進んでいるとのことですが、再共演にあたって生田さんとはどのような会話をされましたか?

小関:絵梨花ちゃん、実は過去に(2016年上演「ロミオ&ジュリエット」で)ジュリエットをやっていたんです!ロミジュリ公演期間中にドラマの撮影を行っていたので、実際にロミオ役の大変さを側で見ていた絵梨花ちゃんからは「大変でしょう」と言われたり、(「ロミオ&ジュリエット」の)劇中に「ひばりの歌声」という楽曲があるんですが、それを撮影現場の合間で一緒に歌ったり…(笑)。笑い合いながら撮影しています(笑)。

今作の監督を務める宅間孝行さんは元々役者をやっていたり、劇団を持っていらっしゃったりする方なので、“ほぼワンカットで舞台っぽく撮る”という撮影が多く。ワンカットにおいての絶妙な空気感や間というのは、しっかりと関係性ができていないと難しいので、その部分では長期間一緒にミュージカルをやっていたことが活きていると思います。

― 事前に演技や役について相談することもあったのでしょうか?

小関:久々にお会いするのは撮影当日でしたが、事前に連絡を取り合って「このシーンはこう思ってる」といったことはすり合わせてしていました。絵梨花ちゃんは監督と一緒にリハーサルをする時間もあったようで、そこで練って感じたことを僕に投げてくれたりもしたんです。男性目線と女性目線での受け取り方の違いもあったので、遠隔でありながらディスカッションを重ねた上で当日シーンを作り上げられたことは良かったなと思います。「四月は君の嘘」で共演していたからこそ“5年付き合っている恋人”という役ができています!

◆小関裕太の夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、幅広いジャンルで挑戦をし続ける小関さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。昨年お聞きした際は「立ち戻る場所をちゃんと作ること」とおっしゃっていました。

小関:何事にも意味を持たせることかなと思います。夢に向かっている間には「この時間って意味があるのかな」「夢に向けているのかな」と焦ったり、捉えようによってはネガティブな思いを抱えたりする瞬間って誰しもあると思います。でも、自分にとってマイナスだと思う瞬間に意味を持たせるのは自分自身な気がしています。

人によって幸せの度合いも違うので、自分の解釈の仕方も大きいと思うんです。例えば、ゲーム三昧だった過去を振り返ったときに「あの時間は無駄だったな」と思うこともあるかもしれませんが、ゲームをしていたから得たものや価値観もあるし、出会えた人もきっといる。それに、今ネガティブに捉えていたとしても、後々の自分がどうにかすれば良いと思います。託された側の未来の自分は苦しい作業にはなりますが、夢を叶えるのは自分自身。未来を向くことが大事だと僕は思います!

― 素敵なお話ありがとうございました!

終わり

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