デザイン=意味をズラす。
デザインとは、
→意味をズラすこと。
新しいモノやサービスにも価値はあるが、
モノやサービスであふれた今、すでにあるものの意味をズラすほうが価値がある。
例えば、
・CDを音楽を聴くものとしてではなく、インテリアとして。
・絵本を読みものとしてではなく、お土産として。
・コーヒーを飲み物としてではなく、ギフトとして。
もっと身近な例を出そう。
みんな大好きスターバックス。
スタバは日本展開するときにフランチャイズではなく、直営店だけで展開した。当時めちゃめちゃ馬鹿にされたが今ではトップを突っ走ってる。
フランチャイズとは、土地を持ってる人がオーナーになり、売り上げの何%が本社にいく方式だ。コンビニや飲食店はほぼこれだ。土地を買ったり、売り上げが赤字の時にリスクがなく、スピーディーに展開できるからだ。
一方で、スタバがした直営店のみの展開。一店一店リスクが大きく、土地が空けなければ展開できない。つまり、一見アホだ。
ここで注意すべきはスタバのコンセプト。
→家庭でもなく職場でもない第3の空間。
つまり、コーヒーを売らず空間を売っている。
フランチャイズにするとオーナーは売上にしか目がいかないから、空間としての価値は落ちる。だから、直営店として全店舗を管理し最高の空間を提供することを優先した。
だから、タリーズやサンマルクなどのコーヒー屋としての競合はいないのである。一見アホに見えるが、全体的には論理が通っている。ここがデザインの肝になる
モノに価値がない今は”どう意味をつけるか”に価値がある。
みんなが気づいてない潜在意識にいかに気づけるか。だから、一見訳分からないけれど、ニーズは存在する。
やり方はこの3つ。
1.「つかむ」物事の構造や潜在ニーズをつかむ。
2.「D」仮説を立てて検証してみる。(PDCAのD)
3.「つづける」結果見て改善しつづける。
値段がつかないことを、相手を前提として淡々とDoし続ける。
アホだと言われることにこそ論理的に考えるデザインができる人は重宝される。
なんせ最高にワクワクする。
だから、デザインできる人に憧れ、なりたいと思う。
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