悲しみの最中で
それは、ラジオから流れてくるジェーン・スーさんの「志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます」という言葉で知りました。
こうなってしまうのではないかと、
心のどこかで予感はしていましたが、
まさか、本当になってしまうとは、
それもこんなに早くなってしまうとは思いませんでした。
芸能界からだけではなく、スポーツ界や政界、
さらには、海外からも寄せられる追悼のコメントから、
偉大さや影響力を強く感じます。
テレビに出ているのを子どもの頃から当たり前のように見ていた人の悲しいニュースということだけではなく、
今、世界中で問題になっている例のウイルスが原因ということでショックがより大きいです。
ショックが大きいからか、この現実を受け止め切れないからか、
泣きそうにはなりますが、まだ涙は出てきません。
それは、もう過去の映像でしか元気な姿を見られなくなってしまったことが
信じられない、いや、信じたくないという思いが強いからかもしれません。
そして、例のウイルスの問題はまだ収束しておらず、
この先どうなるかわからない恐怖や不安がずっと続いてるからかもしれません。
今、僕たちができること、やるべきことは、
誰かに怒りをぶつけることでも、物を買い込むことでもなく、
冷静に判断して、落ち着いて行動することだと思います。
今回のことで、より笑えない気持ちになってしまったかもしれませんが、
悲しみながらだって、涙を流しながらだって、
笑えることはきっとたくさんあると思います。
それこそ、過去の映像かもしれませんが、
元気に人を笑わせている志村さんの姿を見ることはいくらでもできるわけですから。
タイタンの社歌「サンシャインデイズ」の歌詞、
「笑えそうにないこの世界で 悲しみを笑い飛ばせ」の精神でいきたいと思います。
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