「やりたいこと」から解放された日
「好きなことで生きていく」その信念を決めてからかれこれ8ヶ月。
これまで「好きなこと・やりたいこと」を仕事にしているたくさんの人に出会えた。社会的地位や理想は様々だけれど、共通して言えることは、
「仕事が退屈な時間ではなく、なりたい将来像に向かって日々輝いていること」
そんな社会人になりたくて、「やりたいこと」を探した。
(書くと長くなるので、割愛)
結果、信念決めてから3ヶ月ぐらいでつくった「やりたいこと」が
「大学生に新しい選択肢をあたえる」
最初は実現させるためにいることが楽しかった。
でもそれは今思い返すと、
憧れの存在に、近づいている/一員になれているかもという満足感
人と違うことをしている/個性を持っているのでは?という優越感
によるもので、日が経つにつれて、失速している感覚が増した。理想像になりたくて、選択したことに対しての不満も勝手に募り、やる気もなくなっていく。
そんな時、ふとしたきっかけで参加することにした仙台で行われた「じぶん合宿」
じぶんの人生を振り返り、自問や他者との対話を繰り返して「じぶんのほんとうの気持ちに気づく」ことを目的とする1泊2日のワークショップ。
(最中に思ったことも書くと長くなるので、割愛)
そこで、気がついた本当の思いは、
「じぶんが思っていたやりたいこと」≠「本当にやりたいこと」
もちろん、興味があることだし、挑戦していたいことではある。ただ、「本当にやりたいこと」ではなかった。
じぶんは「やりたいこと」がない人になるのが怖かったんだろう。
進んでいた道が突然、目の前から消え、引き返すことしか出来ない状況。戻っている間に周りはもっと先に進んでしまう。優越感からの孤独感。
無意識に隠していた気持ちがわかるとホッとした。辛いと思っていた原因に気がつけたからだ。進んだ道が違ったからといって無駄ではない。
「やりたいこと」がないじぶんを受け入れて新たに進もう。
「やりたいこと」を見つけようとしている姿勢をほめよう
そう思えた合宿。
解放されると不思議なもので、挑戦したいことがすぐに見つかる。
次の「やりたいこと」は「本当にやりたいこと」なのかな。
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