【ネタバレあり】ファイナルファンタジー新作、めちゃくちゃ楽しめた

忙しい人のために簡単にまとめると・・・

  • 奥深い戦略的アクションゲームとしてのクオリティが高い

  • 中盤あたりのストーリーが難解

  • ラストはある意味ハッピーエンドだが、考察が必要

  • 吉田ぁあああ、サブイベントでメインイベントをやるな!(褒め言葉)

  • FFファンならクスッと笑える部分多々あり

まず過去作プレイの記録

ナンバリングが付いているタイトルのみ書きだしてみました。
この記事を書いている人はどんな目線でプレイしているか、参考になるかと…

過去作プレイ結構してるなぁって・・・

ゲームとしての作りについて

シリーズ初のアクション(?)として完成度は高い

 シリーズ初のアクション(LRFF13, FF15, FF7R…)として売り出していた本作、それなりにアクションを要求される戦闘でゲーム好きとしては、結構楽しめました。

 もともとデビルメイクライシリーズも全部プレイしてましたので、楽しみにしていた分凄く満足でした。回避ボタン式でホントに良かったなと思います。(DMCは大半ジャンプと併用で暴発してました。。。)

 RPG的な戦略を考える部分としては、スキルのリキャストや、スキルの組み合わせ、召喚獣フィートの選択、アクセサリーの付け替えなどがあり、戦闘ごとに変えるべきか、慣れ親しんだスキルで挑むべきかなど毎回考えて戦えるアクションゲームという感じで良かったかなと思います。

難易度軽減の機能がホント上手い

 また、アクション苦手向けアクセサリーは、良くできているなと思いました。どうしても難しい相手や格上の敵と戦うときの練習も兼ねて使ってましたが、回避タイミングやスキルのつなぎ等のお手本を実際に目の前で確認できるので、本来の使い方とは違いますが良かったかなと思います。

アクションに寄りすぎなシステム

 もう少し奥行きが欲しいなと思った点もあります。
 まず、装備可能アクセサリ、スキルの個数が少ない。膨大なアクセサリがあるため、どうしても3つじゃ痒い所に手が届かない時がありました。まあプレイヤースキルと言われたら終わりですが。またスキルももう少し欲しかったですね。足りてるといえば足りてるのですが、後述することにもつながると思います。
 次にスキルが少ない分成長要素が感じられない。スキルツリーのような成長システムがあるのですが、スキルが少ないため成長感があまりなかったなと、召喚獣のすべてのスキルをマスターしたらフィートがパワーアップとかあればと思いました。
 あとは、武器防具ですね。RPGのデメリットとして、序盤武器が捨て装備になっちゃうのですが、アクション寄りであれば、もう少し特色があっても良かったかなと思います。

召喚獣合戦はめちゃくちゃ良かった

 各召喚獣との戦闘は、特色があって良かったです。BGMもそれぞれの感情や性格が出ていて凄い馴染んでました(デビルタイタン戦がお気に入り)。
 やはり売りにしてただけあって、相当力いれてましたね。エフェクトで目が少しチカチカしましたが、最後まで楽しくプレイできました。
 あくまで予想ですが、ティフォン戦がプラチナゲームズさんで、デビルタイタン戦がKHチームでしょうね(笑)。
 他のキャラで他の召喚獣もプレイしてみたかった。。。

やりこみ要素は少なめ

 本作のやりこみ要素は、1週目だと①リスキーモブ、②サブイベント、③クロノス石塔群の3つです。それぞれボリュームは少なめな印象。。。ダンジョンとかあると思いました。
 ①のリスキーモブはもう少し仕様が良ければ、、、一回見たリスキーモブ掲示板を記録できるとか、こう…やりようはなかったのですかね。…といいつつ全てクリアしました。難易度は丁度良いくらいで、エンディングまでに少し頑張ればクリアできるボリュームですね。
 2週目以降だとFFチャレンジモードがあるらしいので、そちらはまたプレイしてみます。

ストーリーについて

序盤はストーリーが大きく動くが、中盤あたりの専門用語が…

 序盤は、黒マントの男とは?、ベネディクタとシドの関係は?もう一体の召喚獣の行方は?みたいで、ジェットコースター感覚でプレイできました。
 シド引継ぎ以降は、アルテマが出てきたことで考えることが多くなった印象、ミュトス・器・ロゴス・自我、みたいな単語が出てきて混乱しかけました。まあ、ハルポクラテスとヴィヴィアンのおかげで何とかなりましたが、読み物苦手な人は大変かなと思います。

終盤は凄く面白かったし、ラストもスッキリ

 ネットの評判見ると後半がきつかったと書いてましたが、そんなことはなかった印象です。クライヴとジルのキスシーンなどに関して揶揄する人多かったのですが、私としてはFF7でクラウドとティファも大空洞で野外でしてたじゃんって感じでした(笑)。
 また、ラストもそれぞれのキャラクターの安否が不明で未来に飛ぶ感じでしたが、これもFF7と同じような印象でした。メテオ落ちる~エアリスの顔バーン!!からの数百年後でしたよね?一緒では?ネットの方々、、、FF7大好きならそのくらいおさえてて欲しい…
 個人的には、最後はちゃんとFFしてるなぁって感じで良かったと思います。

吉田ぁあああ!サブイベントに重要シーンまとめすぎ!

 恐らくクリアまでのプレイ時間を気にして、メインイベントに入れていないのだと思うが、特に後半の各街の重要人物とのイベントや、ジョシュア・ジル・ディオン・ガブのイベントをサブイベントに持ってくるのは、もったいないと思う。あれプレイしてるのとしてないので、エンディングの感情が全然変わるので、ゼッタイプレイして欲しい…。ジル・ディオン・ガブはマジで泣けます。

FFファンに対するサービスおなか一杯

「シド」の扱い

 序盤にシドが仲間になり、急遽クライヴが2代目シドとなります。その扱いが最高に良かったです。シド=飛空艇のイメージがあって、今回シドは飛空艇と関係ないのかと思っていたところ、クライヴの隠れ家が元飛空艇インビシブルとか、ホント感動しました。
 また、シドの娘ミド(可愛い)が登場しますが、ミスリル機関、エンタープライズ号、飛空艇の模型など、ちゃんと機工士シドの遺伝子を残しつつ落とし込んだなと感動しました。最高です

細かな名称にまでこだわる

 世界設定を確認できるハルポクラテスの記録、そこの名称にFFらしさが残ってました。ホント良かったです。
 またリスキーモブの名称や技名などもFFらしいなと、私の中でベストだったのは、セレクトですね。FF8召喚獣ブラザースの片割です。あれがリスキーモブとして出てきます。最高ですね。
 あと、一緒に旅をする狼トルガルについても、氷狼フェンリルとしてストーリーが組まれてました。召喚獣フェンリルと関係が…と読んでた私にとって最高のサプライズでした。ありがとう前廣さん。

そのほかFFオマージュ

 他にもありまして、サブイベントのセリフにFF6のオルトロス風のものが出てきたり、前述のFF7のラスダン前のデートのオマージュ、たくさんのFF愛溢れる設定やシーンがあって、既プレイ勢大満足でした。
 一番驚いたのは、BGMですね。タイタンのBGMってFF14のタイタンのメロディそのまんまじゃないですか?間奏のギターフレーズをコーラス隊で歌ってるように聞こえました。
 また、バルナバス戦とアルテマ戦のBGMがFF1のフィールド曲のメロディー使ってるんですよ。バルナバスは不死で長い間生きていたという点と、アルテマも神という設定のため不死のため、1000年の時を超えるFF1のBGMを使ったのだろうなと深読みしてしまいました。

FF16の総評

 最後になりますが、FF16が完璧なゲームかと言われましたら、そうではないと思います。リスキーモブの仕様、やりこみ要素、ストーリー、でもFF16はFF16であって相対評価しづらいゲームだと思います。ストーリーもラストまでプレイして、意味が分からないというところもないと思いますし、なんせバグに遭遇しなかった。(ネットでは熱暴走言われてますが。。。)ゲームとしてクオリティが高かったと思います。
 またストーリーも難解でしたが、がっつり泣けたので私は特に不満はないです。ちゃんとゲームとして成立してますし、別に点数で評価しなくても、スクエニ内部でそこの評定はやっているでしょう、あなた方は人事の方ですか?って少し思いますね。
 ゲームとしての基盤はしっかりしてますし、最新アプデもあったので、やりこみ要素追加やDLCを待ちつつFFチャレンジモードとFF14、他のゲームもプレイしようと思います。


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