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ホセ・カンテ退場シーンに見る素人の疑問

※筆者は浦和ファンです

2023年9月24日
Jリーグ第28節
VSガンバ大阪

1-1で迎えた後半5分過ぎ。
カンテの黒川へのファウルをきっかけに両軍が揉み合いになる。

その場では特に処分がなかったが、主審とVARの交信後OFR。結果として浦和のカンテにレッドカード、大阪の宇佐美と黒川にイエローカードが提示された。

以上が主観なしの「事実」。
ここから僕の感じた疑問点を時系列で挙げていきたい。

①当該シーンへ至るまでのファウルの有無

この直前、GK西川のロングキックから浦和はチャンスを作りかける。しかし上手く体を入れ替えたように見えたカンテと安居、ボールを奪取できそうだった小泉はそれぞれ(浦和目線で)ファウルを受けたようにも見えたが笛は吹かれず。客観的に見れば1つ1つは「どちらとも取れる」ようなシーンとも思えるが、それが3つ続いたので怒る気持ちも理解できる。

②カンテへのイエローカードは?

明らかに意図的に激しく引っ張っていた。その後主審は向かっていったのも点からも主審への抗議の意味合いが強かったと思われるが、なんにせよこの時点でイエローカードを出すべきではなかったのか?

③黒川選手へのイエローカードは?
OFR後にカードは出されたが、ファウルを受けた後、主審の目の前でカンテへやり返している。なぜ初めはノーカード判定?

④OFRへ至るまでの長さ
VARの確認事項が多いのは分かるが、カンテの頭突きを確認している以上早急にOFRを提案して問題ないのでは?もちろん浦和の攻撃時のプレーも(PK、DOGSO等)見返していたとは思うけど。

⑤OFRでの確認内容
頭突きの強度や悪意を見ていたのか?やけに長いように感じた。しかしその割には大阪のダワン選手が小泉を突き飛ばした場面にはお咎めなし。勢いがあり、こちらもイエローが妥当に思える。

⑥VARに頼らないといけなかったか?
まとめ的な感じにはなってしまうが、原判定にはどうしても疑問が残る。
目の前で行われたカンテのファウル、黒川選手の報復、激しく抗議した宇佐美選手、その後やり返したカンテ…と、この時点で
カンテイエロー
黒川イエロー
宇佐美イエロー
カンテイエロー(2枚目退場)
という判定を下すのはそこまで難しくなかったように思う。
その後VAR介入しカンテはイエロー取り消しで1発レッド。主審が確認できていなかったダワン選手にイエロー。という流れなら主審の判定にもVARの介入にも納得できた。

まとめ
結果的には数的不利になった浦和がその後2ゴールで逆転勝ち…と、ファンとしては嬉しい結果になったけど、最近判定で「うーん」と思えるシーンが続いていた中またまた「もっと上手くできたのでは?」と思えるシーンだったので書いてみました。
ご覧になっていただいた方の疑問が解消されたり、共有できたりしたら嬉しいですし、これを見た詳しい方が解説してくれたらそれも嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。

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