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レッズ少し隠れた名選手たち②「西部洋平」

数々の名選手達によりクラブの歴史が作られてきた。
ここでは、実力も実績もあるけど、歴代ベストイレブンにはなかなか名前が出てこない。そんな選手達を勝手に独断と偏見で紹介していきたい。


第2回は西部洋平選手。



西部洋平
兵庫県出身
GK
1999〜2003
公式戦48試合
背番号31-16-1-16
前所属 帝京第三高等学校
移籍先 鹿島

身体能力を活かした若き守護神

浦和で長く活躍…とはいかなかったが、高卒2年目の終盤からゴールマウスを守り、昇格後の新生浦和レッズのスタートを最後尾から支えた。
細身だが身体能力が高く、バネがあり、安定タイプよりはノると止まらないスーパーセーブタイプ。
若いが良く声を出していた。
2000年の途中から監督交代と共にポジションを奪取。昇格へ向けて正念場のチームに勢いを与えた。

2002年に山岸、その後都築という歴代でも屈指のGKの加入によりポジションを奪われたが、清水、湘南、川崎では正GKを務め実力を証明。徳重、山岸、加藤ら安定の浦和産GK達の先駆けとなった。

2021年天皇杯、カターレ富山の選手として駒場に登場。
後半に入れたユンカーの1得点のみに抑えられた。


個人的なエピソードはないんだけど、西部と言えば仙台戦(?)で抜け出した相手に対してペナルティエリアを飛び出してヘディングしたシーンが強烈に印象に残っている。
浮き球に対して躊躇なく頭を出し、先にボールに触ったが相手の足が頭に直撃。ひやっとしたが、当時の西部を象徴するようなプレーだった。

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