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レッズ少し隠れた名選手たち⑤「吉野智行」

数々の名選手達によりクラブの歴史が作られてきた。
ここでは、実力も実績もあるけど、歴代ベストイレブンにはなかなか名前が出てこない。そんな選手達を勝手に独断と偏見で紹介していきたい。


第5回は吉野智行選手

吉野智行
1980年7月9日
東京都出身
MF
1999〜2002
公式戦33試合4得点
背番号29-15-14
前所属 習志野高校
移籍先 湘南

期待も人気も高かったテクニシャン

優れたパスセンスと視野の広さ、ボールタッチ。
主なポジションはボランチだったが、特徴はオフェンスにあった。
99年ルーキーイヤーに7試合、翌年は25試合。順調に歩んでいるように見えたがレギュラー確保とはならず、怪我の影響もありJ1再昇格後の2001年はわずか1試合だった。
しかし、サポーターからの人気と期待は高かったように思う。テクニックと創造性は魅力的で、当時のゴール裏仲間数人も「もっと使ってほしい」と言っていた。

2002年途中にレンタルで湘南へ移籍。そのまま完全となった。
その後は湘南で10番を背負い、Jリーグで200試合以上に出場。他チームながら嬉しかった浦和サポもいたのでは?


吉野といえば「福永泰に似ている」として話題だった。
プレースタイルこそ福永の方がより攻撃的でドリブルが得意だったが、顔や雰囲気が似ていた。
そんな福永は10番を長く背負った後、最後14番を付けた。その翌年14番を付けたのは吉野。
湘南移籍後は入団当初と同じ29番→10番。
本人にも何か意識があったのかもしれない。

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