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目覚めた朝はblueな雨だった

今日は少しだけ早起きして、涼しいうちに部屋の片付けなどをしました。
作業中は音がないとイヤなので、スマホのプレイヤーを起動してプレイリストを聴くのですが、
その中に「目覚めた朝は…」というZARDの曲があって、それを聴くと思い出す人がいます。

その人は雨の日が好きでした。
世界が洗われてるみたいな気がすると言って、
雨を心待ちにしていました。でも私は、
皆さんがご存知のように雨の日が嫌いです。
思い出したくないくらい恥ずかしいことや、
後悔していることを、罪状のように書き連ねた
紙を目の前に突き付けられているようで…
それでも、なるべく そういう顔を見せない
ように背伸びして頑張ってました。

その人とは歳は離れていましたが、価値観も
好みも同じようで、一緒にいると心地よくて
楽しかったんです。
付き合い初めの頃は、まさか雨が苦手か好きか
で諍いにまでなるとは思ってませんでした。
別れる少し前には、雨が降る度に喧嘩してましたけども。
震災やコロナ禍もあって、その人が今どうしてるのかは判りません。
もし、もう一度だけ逢えるとしたら、
「ありがとう」と「ごめんなさい」が言いたいです。

知らないから言えたことも
知りすぎると言えなくなる
こんなに心を見せた女(ひと)はいないよ
暴言(あれ)は強がりだと気づいて欲しい

どうしたら昔の2人に戻れるだろう
季節がさらっていってしまうよ
あぁ目覚めた朝はblueな雨だった
1日で最初に思い出すのは 君の顔

目覚めた朝は…/ZARD