服屋で働いて気付けば8年。 普段の事から考えている事やら思い出やら、何やらかんやら、つ…

服屋で働いて気付けば8年。 普段の事から考えている事やら思い出やら、何やらかんやら、つらつらと綴っていきます。

最近の記事

くらやみに、馬といる

『くらやみに、馬といる』 今この時を生きていく中で、必要な思考に出会えた感覚のある本。 生々しくて力強い。 外殻だけでやりくりするのではなく、今ある自分自身や置かれている環境が改めて有難いと思える。

      • supremeは思っていたよりsupreme。

        仕事でニューヨークに行き、買い付けた荷物を発送する段取りをして、発送業者が来るまで時間があったので、プラプラと一人で歩いた。 凄い建物と思いながらも一度通り過ぎて、窓から見覚えのあるロゴがあった。 supreme ここがニューヨークのsupreme… 服は持ってはいないが入ってみた。 案外すんなりと入れてなんなら気軽に話しかけてくれた。 ただ噂では聞いていた通りsupremeの店員さん達は自分達の遊び場のような感覚でお店で過ごしていた。 それ自体が良かった。

        • ⓪⑩ Memory

          19歳か20歳、それくらいの頃によく行くお店があった。 そのお店はビルの一部屋を借りたスペースで営んでおり、とてもじゃないが5人同時などでは店内に居れない空間だった。 今となっては何故そこのお店を知ったのか忘れてしまったが、そのお店には頻繁に足を運んだ。 思い返すと5坪にも満たないほどの空間にみっちりと並べられた服、だがディスプレイは拘られており、なぜかワクワク感が行く度にあった。 加えてオーナーさんと話す事が大好きで、半ばそれを目当てに通っていた。 オーナーさんは

        くらやみに、馬といる

          過ぎたるは猶及ばざるが如し

          こんなnoteを書いている自分が言うのも何だが、 情報が多すぎて疲れてしまう日々が増えた気がする。 極端なライトさと極端な重さの二極化が激しく、ある意味しんどい時代なのかも知れない。 どっちかじゃなきゃダメみたいな。 過ぎたるは猶及ばざるが如し 人間正し過ぎたらダメなのかも知れない。 ショットグラスに日本酒入れて飲んでも良いんだろうね。 バランスが大事 どっちかじゃなくてどっちも。

          過ぎたるは猶及ばざるが如し

          Not relevant

          昨日の夜は一睡も出来なかった。 梅雨が長引きうだる様な暑さ。 気温がそこまで高くないにも関わらず湿度が高く べったりと肌に湿気そのものが張り付く感覚。 とどめはこの家の通気性の悪さ。 風の通り道がないので窓を開けても、 やんわりと空気が入っているのを感じるだけ。 欲しい風は抜けてくれず網戸を撫でるようにして、横を通り過ぎていくだけ。 眠れないのはこの熱帯夜のせいか、 それとも次の日休みだからと甘えて、普段見ないであろう某動画サイトを見たせいか… 仕事柄よく

          Not relevant

          ここから始まった気がする。

          服屋で働き始めてもう8年目に入る。 なんというか本当にすぐだった7年。 あっという間に8年目。 入り口は言葉の通り、あのビルのエレベーター。 コロナでドタバタな今年に限って、めでたくも入籍したアイツに連れられ入ったあのビルの3階。 そこに入ったあの日から、 気付けば今ここに居る。 思い返せば色々な事があったんだと思う。 『ファッション』が好きになったのは、やすらぎビルのエレベーターに乗ってお店に入ったあの日から、 でもきっと『服』を好きになったのは ここか

          ここから始まった気がする。