souseiji

世の中で話題になった事故について、業務改善のポイントを抽出してみる試みをしてみます。

souseiji

世の中で話題になった事故について、業務改善のポイントを抽出してみる試みをしてみます。

最近の記事

尼崎市のUSBメモリ紛失事故から得られる教訓

結論物理的なデータの移動は、ネットワークを利用したデータの移動よりもセキュリティを保つのが困難である。 そのため、データ連携が必要な拠点が物理的に離れている場合、ネットワークで接続する。 尼崎市の事故の詳細公式の発表から参照すると、以下のとおりです。 つまり、USBメモリは尼崎市にある市政情報センターから吹田市にあるコールセンターの拠点へとデータを持っていく必要があったため利用され、その後紛失したということになります。 事故の原因について続いて原因について記載がありま

    • 阿武町の4630万円誤振込事故から得られる教訓

      結論書類の名前は担当者が誰であっても分かる名前を付ける 事故の詳細一番詳しく書いてあったテレ朝のニュース記事なくなってたので、こちらを参照。大分割愛されてしまってますが…。 ポイントは、フロッピーディスクだけ出せば振込ができるというローカルルールであったことと、フロッピーのデータを作成するときに役場内の事務手続きで必要な書類として「振込依頼書」という紙のデータが自動でできること。この紙は銀行に送る必要がないとのこと。さらに、その後の銀行の動きを見る限り、この振込依頼書は銀

    尼崎市のUSBメモリ紛失事故から得られる教訓