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シド・ミードが描く世界に住む

投稿コンテスト「#暮らしたい未来のまち」応募作品です。


SYD MEAD(シド・ミード)

スター・トレック劇場版
ブレードランナーなどの
美術を担当した工業デザイナー

映画美術を手掛ける前は
フォードのカーデザイナーとして
活動していたため

車や宇宙船など
乗り物の作品が多いが

風景画も
その画力と発想力に圧倒的される。

未来の惑星?
それとも地球?

時間も空間もわからない
ただ、果てしなく広がる世界

シド・ミードが描く未来(?)の風景は
巨大な構造物が多い。

いったい、どんな動力で浮いているのか?
と思わずにはいられない巨大な宇宙船や

広大な土地に、ぽつん、ぽつんと立つ
曲線が特徴的な高層マンションのようなもの

未来は、大勢が同じ空間で
生活するようになるのかな?

なんとなく、そんな気になる。


#暮らしたい未来のまち

どんな「まち」に暮らしたいか。
自然あふれる里山の素朴な暮らし…
そんな暮らしに憧れるけど

進化は逆戻りはできないんだろうなぁ
とも思っている

将来の不安と言えば
やっぱり孤独になること

死ぬときは誰もが「おひとり様」になる。

スマートシティ、スーパーシティ
なんでもデジタル化が進む世界が
想定されているけど

ワクチンの予約ができない高齢者続出…

高齢になったとき
時代の変化についていくのは大変だ。

そうゆう時は、誰か、若い人と
一緒に住みたい

そんな希望もある。

また、若いうちは何かと悩みも多い
そうゆうとき、

多少経験を積んだ年長者なら
何か相談に乗れるかも知れない

違う年代が一緒に住むことで
お互いに助け合えるところも
あると思う。

しかし、進化は逆戻りはできない

昔のような、二世代、三世代同居、
と言うのは住む場所にしばられるし
あまり現実的ではないと思う

でも、誰かと一緒に住みたい

それなら、進化型の
複数世代同居はどうだろうか
と考えた

同じ屋根の下、と言うわけではなく
現在の集合住宅とも違う

もうちょっと距離感のあるつながり

仕切りをなくした学校教室みたいなイメージ

共有スペースが多めで
個人のスペースは小さめ

今のように、一軒一軒、塀で囲って
庭、玄関…と言うのはこれからは
あまりいらない気がする。

一人になりたいときは一人になれて
繋がりたいときは繋がれる

そんな都合の良い暮らし(笑)

困りごとを気軽に相談できる
スペースがあって

共同の食堂も欲しいかなぁ

食べるものが無いのはツライ
温かい食べ物は生きるチカラ

作った料理を
食べてくれる人がいる幸せ

あとは、
共有スペースの天井は高めで
屋根がなくてもいい。吹き抜け。

天候や四季も味わう

街なのか、建物なのか、
ちょっとわからないような感じ。



シド・ミードが描く
巨大な構造物の中身は

そんな造りになってるといい。


#暮らしたい未来のまち