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学校の話題を違和感なくする不登校の娘。

今日は、母と兄2人とその娘たち、みんなで父のお墓参りに行った。

家族が揃うのはコロナが流行る前ぶり。

兄それぞれの家も、娘が1人ずつ。

ぴぃが6年生、姪っ子は5年生と3年生。

3人が揃うと三姉妹のようになってかわいい。

ぴぃはいとこたちに会うのをとてもとても楽しみにしていたから、数日前から待ち遠しくて仕方ない様子がうかがえた。

特に一個下の5年生のいとことは昔から仲が良すぎて、互いの家に泊まりあったりもしていた。

ぴぃは唯一親元を離れて泊まりに行けるお家はそのいとこの家だけだった。

コロナになってからはなかなか会えず、ZOOMを毎日のように繋ぐ日もあった。

今日久しぶりに会って、どんなアニメが好きか、推しが誰かを会った瞬間から楽しそうに話す2人。

好きになるのも一緒だから、会話が尽きない。

3年生のいとこは少し恥ずかしがり屋さんで、3人でいてもなかなか2人の会話に入れない。

ぴぃは一転、MCのような立ち位置になり、2人に平等に会話をふっている。

アニメの話ができなそうだとわかると、共通の話題に切り替える。

そうとなると、もう学校の話題しかない。

「どの教科が好き?」
「クラスに好きな子、嫌いな子はいる?」
「先生はどんな感じ?」

毎日学校に行っている子とまるで変わらない、日常に転がってそうな会話を上手にしている。

1年生の時に、ぴぃが好きだった男の子と両思いになったと自慢してきた子の話。

2年生の時の担任の先生は一度も笑うことがなかったという話。

3年生の時に、クラスにいじめっ子の女子がいて、その子が嫌いだったという話。

それぞれが学校でのあんなことやこんなことを話している中で、ぴぃだけは思い出が3年生で止まってしまっているから、出てくる話が懐かしいものばかり。

聞かれても困るからなのか、4年生以降の話は出てこない。

いとこ2人に上手に話をふって、上手に相槌を打ちながら、学校の話題を話すぴぃ。

ぴぃが4年生からほとんど学校に行ってないなんて信じられないだろうな。

ぴぃはどんな気持ちでこの会話をしてるのかな・・・?

一番上だから、しっかりお姉ちゃんしなくちゃって頑張ってるんだね。

きっと後でドッと疲れるね。

お疲れさまってしっかり労ってあげよう。

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