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病と闘う娘は引き寄せの力を持っています。

冬休みが明けてから、ぴぃをお迎えに来てくれているお友達。

そのママと話している時に聞いた。

冬休み明けてすぐに学校で文集にのるコーナーの一つとして、願い事を3つ書いたのだという。

ぴぃの願い事の一つに、「病気を治したい」と書いてあったのを、お友達が見て、それ以外を覚えてないほど、その一つが心に残ったと言う。

そして、だからこそ、できることを何かしてあげたいと強く思ってくれているようだった。

昨日ぴぃの病院で、「今、こんな感じで学校行ったりしてて、学校ではこんなふうに過ごしてます。」と伝える。

病院の先生「素敵なお友達ですね。」

私「そうなんです。本当に・・・恵まれてると思います。ありがたいです。」

恵まれている。

運がいいみたいな言い方しちゃったなと後で思った。

誰かと比べてそう思ったとかでももちろんない。

でも、本当にぴぃは恵まれていると思うし、もう一つ言うと、ぴぃが恵みを引き寄せているようにも思う。

本当は、「ぴぃには引き寄せる力があるんです。」ってことを言いたかったけど、ぐっと堪えた。

私だけが思ってればいいことだなと。

病院の先生も「よくここまできましたね。お母さんもお疲れ様。」

と、いつになく優しかった。

ただ、願い事の一つに「病気を治したい」と書いていたことは少し胸が詰まった。

もちろん完治してると思ってるわけではないし、いつかの再燃もあり得ると思ってる。

ただ、傍目から見て、ぴぃの強迫の症状は寛解状態がしばらく続いてて、本人もミッケと仲直りしたと言っていたけど、消せない恐怖を未だ抱えていたんだなということを知った。

病院の先生も「全部を毎日は難しい。でも続けることは大事だから、少しを毎日でいいんです。」と言っていた。

帰ってから、ぴぃに同じことを伝える。

それに対しての返事はない。

きっと、戻りたいところは「全部を毎日」の生活の方だから、なのかも。

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