10歳でハムスターのお母さんになった娘の話。<別れ編>
薬が効き始め不安が和らいでいくと共に、合間に行っていた手洗いが少なくなって、毎日のお世話がものの5分程度で済むようになった。
症状が寛解したことで、できることも増えたが、学校に行けるようになったわけではなかった。
ハムスターの癒し効果はあったけど、心のエネルギーを貯めるまでにはいかず、学校に行けていない不安は依然残ったままだった。
不登校児が抱える不安、その不安を埋めるためにゲームとYouTubeには没頭するものだという認識はあった。
私は、最初の方こそ、制限をつけて何と