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個人事業主(自分は無職)になるための手続きについて

勤めていたパン屋を辞めて、自分のパン屋さんを開くぞ!!

と思っても、日本に住む人間として、手続きがあります。

脱サラしてオーストラリアへ向かった時は若かったからと言い訳的な振り返りますが、何の手続きもしなかったので、(帰国してから色々大変でした。。。)
今回はしっかり万全の準備をして開業に向けて動くために手続きをしっかりしました。当たり前ですけど。。

まずすること

勤めていた会社から、

離職票
雇用保険被保険者資格喪失確認通知書

をもらいましょう。

上記は、
厚生年金→国民年金
社会保険→国民健康保険
への切り替えの必須なんです。

これがないと何も始まりません。。。
痛感したというか、二度手間なことばかりでイラつきました。。。

実体験ですが、
僕は6月30日に退職しました。

なるべく早く、手続きをしたかったので、翌日7月1日に区役所へ行きました。

そしたら、
役所「辞めたのはいつですか?」
自分「昨日です。」
役所「何か証明できますか?」
自分「、、、ないです。」
役所「では、手続きできません。勤め先から必要書類の提出を依頼してください」

塩対応で終わりました。。。
辞めたパン屋さんに辞めた後連絡するなんて、、、
どの会社勤めの方でも辞めた会社に連絡するなんて気まずいですよね。。。
そんな気まずいことを平気で役所の方はしろと。。。

気まずいので、僕はパン屋さんから書類が送られてくるの待ってようかなと思っていたら、

特に、国民健康保険は離職してから14日間以内に加入手続きはしてくださいね。

と、また無茶な振りを。。。

案の定、僕の勤めていた会社からは10日経っても届かず、無駄に焦る気持ちを抑えられず、

メンタル強いはずさ、僕は♪と陽気な気持ちになって(フリをして、、、)パン屋さんへ書類依頼をしました。。。


辞めた後に連絡なんて気まずい!という方は、
退職証明書という、自作でも良い(らしい)紙ペラ一枚の書類を用意して、辞める前に一筆もらっておきましょう。
”退職証明書”と検索すれば、フォーマットがすぐ入手できますね(僕の場合、事後確認で時すでに遅しでしたが、、、)


そうすれば、書類がいつくるかな〜、、、
という、変な心のもやもやがないまま、スムーズに役所手続きはできるかと思います。

※実際、保険の切り替えは14日過ぎた場合でも加入は全然問題ないみたいです。

ですが、申し込みをした日から保険適用されるので、
加入前に何か起きると全負担。(なのかな、、、)
いつ何が起きるかわからない世の中なので、変な不安を増やしたくないですし、早めに手続きすることをお勧めします。


そして、辞めた日付のわかる書類を用意して、役所に行くと、ほんと

で、手続きは終わりますw

支払い方法について、何かと言われますが、
僕はポイント還元されるやり方で支払いたかったので、
役所では手続きせず、請求書を郵送してもらう段取りにしました。

数ポイントでも損はしない。。。という欲も時に生きる知恵ですねw

次にすること

ハローワークへ失業給付の手続きへ行きましょう。

次に仕事が決まっていたり、開業する場所が決まっている!という方には必要ないことです。

僕の場合、場所も収入も何も決まっていない。。。
もしかしたら、再就職するかもしれない。
学校へ通って能力をつけたくなるかもしれない。

そんな時のために、手続きはしておこうと思ったんです。

失業給付申請をするために必要なものは、
※各地域によってさまざまだと思うので必ず近くのハローワークのHPで確認してください。
()内は僕個人のつぶやきです。

・離職票(ここでも必要です!)
・本人名義の銀行口座通帳、キャッシュカード
(ネットバンキング不可とHPに記載あったんですけど、相談したら全然ネットバンキングで問題なかったです。。。)
・マイナンバーカード
※マイナンバーカードを持ってない方は、身分を証明できる書類、カードを用意する必要があります。
・印鑑(使用しませんでした。)
・写真2枚
マイナンバーカードを持っていれば、マイナンバーカードをハローワークに来るたびに毎回提示してくれれば、写真は必要ない。と言われました。。。写真代も出費なんだけど、、、と思いながら。これもハローワークによってさまざまかもしれないので要確認です。)

こちらも早めに申請しましょう。
申請日から起算して、給付される日が決定するので、遅れれば遅れるほど、給付が遅くなります。

しかしここでも、退職した会社から書類が届かないと、、、という問題が発生します。

めっちゃ焦りました。辞めた会社さんの手続き次第で給付日が遅れるなんて、、、
めっちゃ調べました。

そしたら、ありました。
退職日から12日に経過後から仮手続きという例が。

僕は仮手続きで申請して離職票を後日提出しました。
ただ、手続き完了後、ハローワークより指定される初回講習会の参加日までに離職票を用意する必要があります。

仮登録が完了して、講習会の参加(給付に向けた取り組み)ができます。

なので、いずれにしても辞めた会社から早めに離職票をもらえるように依頼しましょう。(依頼が気まずい方は願いましょう。。。)

ハローワークでの給付までの話は別の記事で書こうと思います。

必要の方は

確定拠出年金(iDeCo)の変更

勤めていた会社が運用、もしくは個人として運用、をされていた場合、
手続きが必要です。

僕は新卒で入社した会社が企業型で運用していたので、その時から運用しております。ただ、

60歳まで引き出せない。

勝手に運用されていて、(実際、運用して頂いてたなんですけどね。。。)
自分のお金が60歳まで引き出せないなんて理不尽な!!
と思っているのですが、しかも、

何もしないままだと、管理費だけ取られて、60歳になる頃には0円になっている。

という恐れがあることに、オーストラリアから帰国したタイミングで気づいたんです。
帰ってきて、そういえばiDeCoを会社で運用してたよな〜、あれも手続きするか、、、とダルさ満載で問い合わせたら、
管理費という名目で毎月300円くらい引かれていたんです!!!

自分のお金がお国に何も悪いこともしないのに持っていかれるなんて勿体無いですよね。

それ以降、苦しいながらも数千円、毎月運用しています。
税金対策にもなるようなので結果的にはメリットあるようです。
勉強不足でどうもまだ、60歳まで引き出せないこと、管理費としてお金を取られることが解せない自分ですが、、、

そんな確定拠出年金(iDeCo)も、自分の立場が変われば、手続きが必須です。運用できる金額も変わるようです。
なのでお忘れなく。
手続きを忘れていると運用されずに、ただ管理費だけ、、、ということもあるでしょうし。。。


以上。かなと思います。

辞めて、ふぅ。と一息つけたのは1ヶ月後でした。
辞めてからあっという1ヶ月。手続きに追われて終わりました。
わからないこと、知らないことは時間がかかると痛感しました。

物件探しなどもしたかったけど、まずは日本で生きるための手続きをしようと取り組んだ1ヶ月でした。こんな手続きが終わって、ようやく、noteも書いてみようと思った次第でしたw

これから物件探しを始めます。

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