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「公式note」をはじめます。

こんにちは。スープストックトーキョーです。今日から、公式noteをゆっくりと始めていきます。

創業21年、食べるスープの専門店です

1999年に創業し、今年で21年目。スープストックトーキョーは、全国で68店舗ほどを展開するスープ専門店です。日頃、お店に足を運んでくださっている方々、どうもありがとうございます。まだ行ったことないけれど…という方々も、こんにちは。私たちは、季節の食材を使いながら、余計なものには頼らず、手間隙をかけた料理を作り(総メニュー数は200種類ほど)、週替わりでご提供をしています。

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そうしたお店づくりやブランドづくりの根っこにあるのは、私たちの企業理念、「世の中の体温をあげる」です。

「なるほど。スープ専門店だから、体温をあげるということですね!」

‥‥たしかに!それもひとつの正解ですが、私たちの場合、「スープだから体温をあげる」ではなく、「体温をあげるための一つの手段が、スープ」です

0歳から100歳まで、私たちの一番身近にある食べ物として、スープは、年齢も性別も国籍をも超えていく存在。創業のきっかけになった、企画書には、こんなくだりがあります。(以下、「1998年、スープのある1日」より)

企画書‗12

Soup Stock は、スープを売っている。然し、スープ屋さんでは無い。スープは、感度やコミュニケーションを共有し、共感する一つのアイテムである。

「世の中」それは、つまり社会。「体温」というのは個人。一杯のスープというささやかな存在、世の中の一人一人の気持ちをぽっと温かくし、スープを食べ終わった後のような気持ちや思いが、世の中に地道に、だけれど着実に、広がっていくことを目指しています。

今日は、このnoteをはじめるにあたって、私たちが考えていることをお伝えします。

私たちが「note」をはじめる理由

この記事を書いている今日2020年4月9日は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言をうけて、私たちも、全国68店舗のうち、大多数の店舗を休業をさせていただいています。(※一部店舗や公式オンラインショップは営業を継続しています。)「お店」という、お客さまお一人おひとりとの大切な接点を、当面の間、お休みすることは創業して以来、はじめてのことです。

SST_ginza_shop内観

未曽有の出来事が続く今、あらためて、自分たちの「姿勢」を見つめ直しています。迷いながらも、悩みながらも、前をしっかりと見据えていくこと。想像力を働かせながら世の中とつながること。むしろ、休業中の今だからこそ、じっくりと考えていくつもりです。

そんな試行錯誤をしている私たちですが、一企業としての「姿勢」や、スープストックトーキョーの「中の人たち」の声を、これまで以上に、オープンにお伝えしていければと考えました。私たちの価値観や考え方が、たった一人の背中をそっと押せたら、たった一人の肩に手を添えられたら、そんなふうにも思っています。

これまでと変わらず、商品開発の背景については、ブランドサイトを中心にお伝えし、noteでは、「ブランドとして今、考えていること」「働く人にまつわること」「ブランド創りで、大切にしていること」を中心にお伝えしていく予定です。経営に携わる方、人事や広報の方、外食産業や小売り業界の方をはじめ、スープストックトーキョーが好き、なんだか気になる、という方に、「最近こんなことを考えていて…」という雰囲気でお伝えしていきます。

早速ですが、今週からいくつかの記事をご紹介していきます。
どうぞ、こちらnoteでも、よろしくお願いします。

2020.04.09  スープストックトーキョーより


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