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刑務所に入りたいですか?

『ナルコス』という
海外ドラマがありました。

パブロ・エスコバルという
南米コロンビアに実在した
麻薬王のお話です。

Netflixが制作したドラマで、
暴力や性に関しても
過激な表現も多いです。

なので
そういうのが苦手な人には
お勧めしませんが、

このドラマは実話を元に作られています。

「事実は小説よりも奇なり」

という諺がありますが、
平和な日本に住んでいては
とても信じられない事が
どんどん起こってきます。

毎回毎回人がすぐに殺されたり
警察や軍隊が麻薬組織と癒着したり、
発砲どころか、ロケットランチャー
みたいなのを街中でぶっ放したり、

このドラマだけ見ていると
「南米は修羅の国なんじゃないか?」と
信じてしまいそうになるぐらいです。

ちなみにこの麻薬王パブロ・エスコバルは
コロンビアの選挙に立候補して、
民衆の支持を得て、一時期ですが、
政治家になったりもしてます。

彼は貧困層の為に、仕事を斡旋したりしてます。
と言っても、売春婦やヤクの売人や
麻薬取締警察のスパイとか、ですが。

他にもサッカースタジアムを作ったり、
お金をばら撒いたりしているので、
民衆の支持も結構高かったそうです。

彼のエピソードは常識の枠に囚われずに、
どれもぶっ飛んでいるんですが、
一番すごいのは彼が有罪判決になった時です。

なんと自分で刑務所を作って、
そこに入ってしましました。

当然、刑務所の中にいる看守は
全て彼の息のかかっています。

刑務所の中にお酒もあるし、
ビリヤード場もあるし、
サッカー場もあるし、
美人の売春婦もいます。

もはや発想が違いますね。

漫画『刃牙』の中でも
ビスケット・オリバという
すごく筋肉ムキムキの黒人がいました。

これはフィックションの世界ですが、
刑務所の中に豪華な部屋を作って住んでいて、
毎日ステーキを食ったり、
自由に出入りしたりしていました。

そういう生活はどうでしょうか?
あなたも憧れますか?

でも、結局は刑務所にいる訳ですね。

それよりも外の世界にいたいですか?

最近、仙人さんの授業の中で
面白い例え話がありました。

大金持ちの人たちが続々と
無税の国ドバイに移住しているそうです。

今の世の中ではそれがステータスだと
思われていて、羨ましがる人も多いです。

しかし、よく考えるとドバイは
アラビア半島にある砂漠の国です。
昼間は暑くてとても外出できません。

そこに豪華な家を建てて、
住んでいる大金持ち達。

でも、

仙人さん曰く、
「実際はただの罰ゲームだよね」

ドバイだけでなくても、
無人島を買って住む資産家もいるそうです。

海のある無人島で俗世間から離れて
リゾートを満喫しながら
自分達だけで暮らしていく。

とてもセレブリティな感じがします。

でも、

仙人さん曰く、
「実際ただの島流しだよね」

「それよりも普通の街で
普通の人達と関わりながら
暮らすのが幸せじゃないですか?」

もちろん価値観というのは
人それぞれです。

島流しや砂漠の刑務所での
豪華な暮らしが良いと感じる
人もいると思います。

しかし、

周りの大人が媚び諂う中で
「王様は裸だ」と素直に笑った
純粋な子供のように、

仙人さんの素直な感想には
とても考えさせられるものがあります。

その話を聞いた時に
ちょうどドバイの空港で
トランジットをしていました。

華やかに見えたドバイの空港が
一瞬で違った景色に変わったのを
覚えています。

本当に価値のあるものを
見続けていたいですよね。

ありがとうございました。

追伸:
一人ぼっちで最高級の
フランス料理を食べるより
誰か本当に気の合う人と食べる
おにぎりの方が美味しいよ。

以前、武道の先生がおっしゃってました。

確かにそれも1つの真実だと思います。

人間は結局は人とのつながりが
大切なんだと感じています。

人とのつながりを放棄して、
いくら砂漠で豪華な暮らしをしても
無人島でセレブな毎日を送っても
虚しいだけなのかもしれないですね。

お金ももちろん大事ですが、
人と繋がるスキルを身につける事が
最高の投資なのかもしれません。

最高の投資案件:
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