見出し画像

凡百英雄伝 2024/05/03


・ゲーム『百英雄伝』をプレイしている。ゴールデンウィークに丁度良い大作。『幻想水滸伝』のリメイクが出るのに待ちくたびれたので、姉妹作に手を出したわけだ。

百人のキャラが仲間になるという事前情報のみで始めたら、ある事実を見落としていたのに気づいた。つまり、百人分の登場シーンが当然用意されているので、それに応じてストーリーが尋常ではない長さに引き延ばされている。

・あと、人数が多いと誰に何を装備したかを忘れて困る。この作品ではルーンという能力付与のシステムで戦略を練るので、情報管理能力が戦闘をスムーズにすすめる鍵になる。あと、非戦闘要員も含めて百人らしい。たしかに、全員戦闘狂だと殺伐とした世界観になるから…。

・主人公のノアたちが戦乱に巻き込まれていく展開は、先が読めない。帝国と諸国連合の戦争という軸に、世界の謎や異種族の存在がアクセントを加えて面白くなっている。ドラクエやFFとも違う、正統派のRPGだ。

・流石に長いので、エンディングまでたどり着くまでに飽きないことを祈る。声優陣が豪華なフルボイスなので、アニメを見る気分で進めよう。



・『物語シリーズ』の主題歌がYOASOBIになったのは驚きのニュースだ。これまでのsupercellやCraliSと違って、もはや大衆音楽の頂点に立ってしまったグループだから。インターネットの反応を見ると、心穏やかでないファンも多そう。

・ただ、愚物語&撫物語は番外編の色が強いので、これくらいの新機軸は必要かもしれない。とりあえず私の興味は、「撫物語って、何箇所か放送倫理的に危険な描写があるけど大丈夫ですか?!」のほうが強い。

・『物語シリーズ』をマイナーと呼ぶことが不可能になったのは確実だ。特別感やオタク感のような雰囲気が消えたことで、誰でも楽しめるようなメディアミックスになったのは悪くない変化かな。でも、万人のためのアニメになると、他の凡百な作品群に埋もれてしまうこともあるだろう。

・大衆性と唯一性は、両立が難しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?