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PLUTOと偶像 2024/06/05

・Netflixでアニメ『PLUTO』全8話を鑑賞! 全8巻の漫画を1巻あたり1時間で完全映像化して、近年稀に見るほど原作に忠実なメディアミックスが完成していた。

・細かい構成や演出(ゲジヒトの回想や事件の時系列)が少し整理されていたのが気に入った。それでも初見の方は混乱する展開なので、何度も観ることで更に楽しめる作りなのは巧みだ。「あのぬいぐるみ」の正体を謎のままにしたのも好感が持てる。

・声優、豪華だったな。アトム役が日笠陽子さんなのが驚き。あと1話の小ネタで、ブラック・ジャック(大塚明夫)の登場には気づいたぜ…。ノース2号と山寺宏一さんの組み合わせが、完璧なキャスティングだった。

・アンドロイド系SFとして、手塚治虫が何十年も前に生み出した『鉄腕アトム』の『地上最大のロボット』。その反戦精神と愛の物語が、浦沢直樹によって洗練された形で世界へ届いたことを心から嬉しく思う。こんな物語を書きたい、と思う。
 


・最近やってるスマホゲームは、『学園アイドルマスター』だけ。

・True Endまで辿り着いたときにまた日記で書こうと思うが、今のところ素晴らしいキャラとシナリオを楽しんでいる。『シャニマス』がアイドルの世界へ羽ばたいていく姿を描くのと違い、『学マス』ではアイドルになる前の夢の設計図を描く姿を見ることができる。青春の生々しさが確かにある。

・キャラクターも、絶対に一言では魅力を表せない個性を取り揃えているのだ。お金のためにバイトに依存する少女、思考と言動が一致しない少女、負けることを想定しない少女、etc,,,。

・ゲームシステムもシンプルに変わったので、『アイドルマスター』の玄関口として人々に薦めてみたい。


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