世界初！？アニメのサウンドトラック音楽のみを演奏する音楽フェス 京伴祭へ行ってきた！その2
前回の記事、その1はコチラ↓
その1:https://note.com/soundtrackreview/n/na5556629bc6f
今回の記事は世界初！？アニメのサウンドトラック音楽のみを演奏する音楽フェス 京伴祭へ行ってきた！その1の続きとなります。
当日の会場の雰囲気や宮崎誠さん、岩崎琢さんの出演パートについては
その1でまとめてありますのでもしご興味がございましたら
その1もご一読頂けたら幸甚です！
15:50～加藤達也さん、満を持しての出演！
(オンラインの開始は03:03:17頃)
岩崎琢さんの公演終了後、30分程の休憩を挟み、ついに京伴祭に
加藤達也さんが出演！
MCでのお話の中にもあった通り、昨年のエピソード0の時から林ゆうきさんにお誘いは頂いていたものの、スケジュールが合わずだったそうで今回の
出演はご本人としても念願だったとの事。
MCもそこそこにボーカリストのZinee&issei(https://twitter.com/zinee_issei)さんをお呼びになり、準備万端。
まずはDr.STONEから2曲演奏される事が加藤さんから告げられ遂に
演奏が始まるのでした！
1曲目:TVアニメ Dr.STONEよりSTONE WORLD！！
Dr.STONEと言ったらまずこの曲ですよね！
全世界に突如発生した石化現象により原始となってしまった世界で、
主人公の千空を始めとした仲間たちが科学の力を使って
石化現象の謎を解明し新たに世界を作り上げていくという内容に
ピッタリな音色、楽曲の構成が印象的な1曲です！
今回の京伴祭特別ヴァージョンでは、Zinee&isseiさんがコーラスに
入っており一層深みのある楽曲となっておりました！
原曲との違いが気になる方はぜひ配信をご覧になって頂ければと！
2曲目:Won't Give Up
こちらは1期17話 百の夜と千の空の重要なシーンで流れた挿入歌です。
この曲が初めて公開されたのはもう4年前になりますが、使われ方も
相まって当時話題になりました。
この曲の原曲は女性ボーカリストによる単独歌唱なのですが、
Zinee&isseiさんによるデュエット歌唱は作中で使われていたシーンの事を
考えるとニクい演出だな～と思いました！
また、この曲の演奏が始まった時間帯がこれから夕方に入っていく
タイミングだった事もあり、より一層雰囲気が出ていて素晴らしかったです！
ここまでDr.STONEから2曲の演奏・歌唱でした！
Dr.STONEのサントラは加藤達也さん以外にも堤博明さん(呪術廻戦1期、東京卍リベンジャーズ等)、Yuki Kanesakaさんの3名体制で作成されており、
堤さん、Yukiさんの曲も本当に素晴らしいのでご興味をお持ちになられ
ましたらぜひサントラ全曲お聞きいただけると！
また9月30日(土)には、ウインドオーケストラコンサートも控えている様なのでDr.STONEの楽曲の生演奏をもっと聞きたい方は要チェックですね！
ショートMCからの3曲目:TVアニメ TRIGUN STAMPEDEより
TRIGUN STAMPEDE
トライガンの舞台は、二重恒星・高重力の過酷な自然の中でどうにか人々が暮している砂漠の星が舞台です。
その星で人間台風（ヒューマノイド・タイフーン）」ことヴァッシュ・ザ・スタンピードとその仲間たちによって宿敵のナイブズとの戦いが描かれる
物語となっております！
砂漠の星でラブ＆ピースを謳い、不殺を貫こうとするがゆえに
トラブルをまき散らすという雰囲気がしっかり現わされている楽曲で
屋外のフェスである京伴祭にはピッタリな選曲でしたね！
4曲目:MILLIONS KNIVES
アニメ TRIGUN STAMPEDEは加藤さんから説明があった様に
双子の兄弟による世界を巻き込んだ兄弟喧嘩な内容になっております！
(*アニメ、TRIGUN STAMPEDEは原作のトライガンシリーズとは違う点がそこそこあるのであえてアニメの名称を使わせて頂きます。)
宿敵のナイブズは過去の出来事から人間への憎しみを持っているのですが、
その憎悪や侮蔑の感情を楽曲の音色や歌詞に込めた様な構成が印象的で、
今まで加藤達也さんが手がけてきた曲の中でも、ハリウッド等の海外映画の
悲劇的なシーンの様な雰囲気を強く感じさせる楽曲になっております。
実際、海外のリスナーからは絶大な人気曲になっています。
(*Spotify等のデータ上では)
今回、生演奏・生歌唱に加えて素晴らしい映像が付いていたので
より一層深みのある曲として体感する事が出来て最高でした！
ここまででDr.STONEとTRIGUN STAMPEDEからの4曲が終了
TRIGUN STAMPEDEのサントラは過去の加藤達也さんのサントラを聞いて
から聞くと加藤さんの楽曲のアプローチ力の幅広さに衝撃を受けると思うのでFree‼やアイナナ、ラブライブサンシャイン等、有名タイトルしか聞いた事がなかった方はこの機会にぜひ聴いてみてくださいませ！
ショートMC(？)からの5曲目:アニメ アイドリッシュセブンより
We the black hole!
We the black hole!！We the black hole!！！
この曲は筆者が個人的に大好きな曲で加藤達也さんが京伴祭に出られるという告知があった際には何卒この曲を！と願っていたのですが、それが叶いました！！！
アイドリッシュセブンにはオケナナと言って、オーケストラの演奏による
楽曲演奏のイベントが続いており、登場人物のユニットの楽曲も然ること
ながら劇伴も大人気なのですがオーケストラでは基本ボーカルは入らない
(*例外も沢山ありますが)のでZinee&isseiさんのボーカル付きでこの曲を
聞けて本当に良かったです！
6曲目:UNTOUCHED PRiDE
アイナナ3期のテーマソングとも言えるこの曲でスクリーンにまさかまさかのアニメ映像が！！！
1曲目のWe the black holeではアニメ映像がなかったので、たぶんアイナナは
映像ないんだろうな～と思っていたので衝撃でした。
加藤さんが冒頭に仰っていた通りアイナナはアイドルアニメですが
ドロドロした人間味のあるシリアスな内容が多くて有名です。
UNTOUCHED PRiDEは映し出された映像をご覧になって頂ければ
感じたかもしれませんが、まさに葛藤や苦悩から解き放たれた
登場人物たちの躍動を現わす様な楽曲になっているのでとても
感動的でした！
ここまででDr.STONEとTRIGUN STAMPEDE、アイドリッシュセブンから
6曲の演奏が終了。
アイドリッシュセブンパートではZinee&isseiさんの歌唱も然ることながら
ギターの遠山哲朗さんとドラムの渡邊悠(https://twitter.com/u_moratorium)さんの演奏が一層際立っていた印象で本当に素晴らしかったです！
(そして渡邊さんがThe Sketchbookのドラム担当だったのを今回初めて知りました。懐かしきSKET DANCEアニメ….！)
MCからの7曲目:アニメ Free!からInto the new world‼
加藤さんのMCによってFree‼の生演奏が最後になる事が伝えられます。
盛り上がりと共に終わりを残念がる観客からの“え～！”の声
加藤さんのキャリアの中でもFree‼は特別な楽曲である事が伝えられ、
それを生誕の地の京都で演奏出来る事がとても嬉しいとの事で
その話を聞いている観客側もグっと来るものがありました….！
8曲目:Rhythm of new sensation
この曲はFree‼3期、Dive to the Futureで凛がシドニーで生活している
シーンで流れたのが初出だったかな？
Free‼シリーズの根幹であるRhythmシリーズの中で、
世界のトップで戦う事を意識した凛のこれからに向けたアレンジに
なっているのが印象的な曲です。
ベースの田辺トシノさん(https://twitter.com/TanabeToshino)の演奏と
中村 有里さんのソロパートがライブ感があって最高でした！
9曲目:We could be free
劇場版 Free!-the Final Stroke-前編のイメージソングである
We could be freeがFree!からの最後の曲。
カトタツさんパート最後の曲という事で盛り上がりも最高潮！
映像も劇場版の映像をしっかり持ってくるという演出で感動的でした！
10曲目！？:Never seen landscapes
まさかのサプライズ！！！
最後の1曲はFree!のライブシリーズでは定番のエンディングソングの
Never seen landscapes！！
Never seen landscapesはコーラスパートが沢山あり、盛り上がる事
必至の名曲です。この曲を最後に持ってくるあたり流石カトタツ！
最高！！！
以上10曲、Dr.STONEとTRIGUN STAMPEDE、アイドリッシュセブンそして
Free！からの加藤達也さんパートでした！
筆者、今年は1月のFree！BandliveからMS前夜祭にも訪れており
そして今回の京伴祭とカトタツ楽曲を沢山浴びる事が出来ており感無量。
カトタツさんも、今回演奏された以外にもたくさんの人気曲をお持ちですので次回はまた新たなセットリストで聞く事が出来る事を心より楽しみにしております！！！
16:50頃桶狭間ありさんさん、出陣！
(*オンライン配信は04:00:36から )
1曲目:TVアニメ 呪術廻戦(1期)より虚式「茈」
突然の登場と共に虚式「茈」の呟きを発する桶狭間さん。
呟きと共に始まる演奏とアニメ映像！
そして、ステージから降りての観客へのスタンディングコール！
まてまてこの方まだライブアクト、今回で2回目だよな！？
そして楽曲終了と共に“桶狭間の乱、開幕！”というほら貝パフォーマンスw
どんだけライブ慣れしていらっしゃるの(笑)という驚きでした！
2曲目:7:3
ライブ用に盛り上がれる曲を用意したとの事でしたがその正体は7:3！
7月に開催されたじゅじゅフェス2023では呪術甲子園だったので
今回もそれなのかな～と思っていたら7:3で驚きましたが
こちらの曲もライブ映えする素晴らしいナンバー！
本編で記憶に残る戦闘シーンを集めた映像が演奏と共に流れ
相性ピッタリの最高の1曲となっていました！
3曲目:TVアニメ THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクールよりSEOUL TEAM
今となっては呪術廻戦や劇場版呪術廻戦０の楽曲の方が
知名度が高いであろう桶狭間ありささんの楽曲ですが、
ゴッド・オブ・ハイスクールの楽曲もアニメ放送当時凄く人気で
特に海外の方からのこの曲の配信はまだなのか！？なお問い合わせが
桶狭間さんのSNSアカウントに届いていた記憶があります。
ゴッド・オブ・ハイスクールと呪術廻戦(1期)や劇場版呪術廻戦０は
監督が同じという事もあるので、この作品の存在は桶狭間さんにとって
とても大きいんだろうな～と今回の選曲から感じました！
フィルムスコアリングしたという楽曲は映像との相性は完璧で
筆者は思わずずっと映像を眺めてしまいました(笑)
3.5曲目:劇場版呪術廻戦０よりThis Is Pure Love
最初はなぜ3.5曲なんだろう？と思いましたが、映像と演奏が始まって納得
原曲の後半2:36からの演奏になっているためでした。
桶狭間さんがお話していた通り、このパートから劇場版では
(五条)悟と(夏油)傑の〇〇のシーンが始まります。
ちょうど現在放送中の2期の1話～5話(懐玉～玉折)を見終わった後に
観るとなかなか来るものがあるのですが、映像と劇伴の組み合わせが
素晴らしい仕上がりになっておりますのでぜひ台詞付きのオリジナル版も
ご覧頂けるとより良いかと思います…！
京伴祭ヴァージョンは遠山さんのギターソロと室屋さんストリングスの音色が夕方にピッタリな哀愁を引き立ててくれており本当に素晴らしかった(泣)
以上3.5曲、呪術廻戦・劇場版呪術廻戦０、ゴッド・オブ・ハイスクールから
の桶狭間ありささんパートでございました。
そして終戦という事で最後にまたほら貝をひと吹き––
本当に素晴らしいライブパフォーマンスでリアルに体感出来て光栄でした！
10月からは薬屋のひとりごとというアニメの劇伴を新たに担当される事が
決まっており(Kevin Penkinさん・神前暁さんと共同)また、他にも
ドラマの劇伴も決まっているとの事でこれからの活躍に益々期待したいと
思います！
(先日完結したドラマ:ハヤブサ消防団のサントラも素晴らしい仕上がりなので配信等でぜひ聴いてみてください！)
本日はここまで！
今回も気づけば5000文字越えの記事になってしまいました……
もっとサマリーな読みやすい文章に出来れば良いんですが、
その才能が不足している様です(笑)
京伴祭の配信アーカイブは絶賛販売中なので、この記事で少しでも興味を
持たれましたらぜひ購入して観てみてください！
視聴期限はあと2日！
京伴祭アンケートURL:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc6-ZXKf_h5bcxNo19B_ZZ5AgFtbCJCqiqIBTFtcG0RUvJEsw/viewform
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？