あちらこちらに黙って相談するのは良くない
最近、先に他の業者に数社も相談しているのを黙っていて、私のほうへ最後に「まるで保険」のような相談を依頼してきた相談者が居ました。
他の業者への返事を待たせておいて、他に声をかけるのは、うまくない話。まるで長い間待たされて「のびてしまったラーメン」のような感じです。食べても旨くないでしょう。
そのような中途半端な相談には、モチベーションがまったく維持できないので、私は、やんわりと辞退しました。
最初から公平に相積りを依頼するのはOK
最初の相談の時点で複数の会社に「相見積り・提案書」の作成を打診するのはOKです。よくある話ですから。
だけど、先に検討を依頼した業者への結論を保留して、密かに相見積りや提案書の作成を他の業者に頼むのはフェアじゃない。
私はそのようなやり方は嫌いなので、辞退したいと思っています。
一応、私の方は保留ということで、他の専門業者への話の結論が出るまでは、提案書は出さないということを明確に伝えました。
不景気な業界ですから仕事が欲しいのはどこの業者も同じ
案件の内容は、ここでは述べませんが、物件は木造です。
決して、内容的には自分にとって不可能な事ではないと思います。もちろん、予算的な問題はあると思いますが、他の業者も仕事は欲しいはずです。
それに、提携先の建築会社・建築士は、他の業者に比べて忙しく、すでに年内、私の担当現場を4件抱えています。
無理に現場を調査してもらうのは、契約の見込みがない限り、彼らもかわいそうです。夏休みも、十分にとりたいと思います。
予防接種のための休日もあるでしょうから、8月は日程的にも厳しいです。
私が相談をお受けするのはモチベーションが維持できる場合です
金額の大小では決めていません。相談者の誠実さを重視しています。
狭い業界なので、必ず仕事の話は関係者から伝わります。すっきりしない状況下で、予約をお受けするわけにはいかない。
今年はありがたい事に、リピーターを含めて、昨年より予約が増えました。同郷の建築士や地元の人からも依頼を受けました。
難しい仕事ほど、誠実にやり取りしてから、お互い納得して契約したいと考えています。
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