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本業の景況と取引先の情報

東京も桜の開花が進み、春爛漫のシーズンを迎えました。
例年ですと、春になると新規の案件も動き出して忙しくなるのですが、今年は予定変更や資材の高騰に振り回され、修正作業に追われています。
仕事の方は未だ「春」とは言えない景況ですね。

特に今年は男性の相談者がひどい状況で、約束は守らないし、無理な注文をリクエストする人が多く、女性の契約者に比べると話にならない・笑。
男性の民度が低下しているのが、非常に気になります。日本は大丈夫なのかと。

先日、久しぶりに難しいマンションの相談をお受けしました。真剣な女性の相談者でした。※現在、提案書の作成中です。
提携先や取引先も今年は苦戦しており、やはり資材の高騰が直撃して見積の段階で止まっているようです。

現在動いている現場は、大半が昨年に契約されたもので、着工が大幅に遅れて、資材の再値上げのタイミングにぶつかり、また提携先の倉庫に防音材などを先行して荷受けしてもらいました。
その分は、私が費用を立替えてメーカーに先払いするので、正直に言うと苦しいです。設計コンサルタント業の事業者が資材費用の立替えをすること自体が異例です。
*取引先の同業者は絶対にしないと聞きました。

ですが、私の契約者は、半分が元契約者や取引先建築士の紹介であり、残り半分は指名入札のようなスタイルで最初から私だけ依頼されているので、信頼関係を最重視しています。※中には「最後の砦」と言われてしまい、取引先を紹介することも出来ない。
今更、値上げ分を追加費用として請求するのは、申し訳ないので、提携先の倉庫を無理に空けてもらって荷受け及び資材の保管をお願いしたのです。

取引先の内部情報

提携先および取引先メーカーから内々に極秘情報が今年に入ってきました。
受注生産品の値上げ、市販品の問屋情報(主に値上げと納期の遅延の話)といったマイナスな話ばかりです。

これらの情報のお陰で、値上げ前に資材を注文することが出来ました。
私のような自分の経費を切り詰めた見積では最初から余裕が無いので、現場納品段階で値上げになると契約者と折半で負担することが多いのです。

ある大手の資材メーカーの値上げが保留された事が取引先の建築士より入ってきました。これはメーカーの得意先に業界最大手の企業が有り、圧力がかかったようです・笑。
そのため、同じ製品を使用している私の資材も再値上げが保留されました。
*値上げ時期未定という扱いです。

地域別の契約及び予約状況

他の記事でも触れたかもしれませんが、私の本業(防音設計・コンサルティング)の契約・予約率は、地域的な偏りがあります。
なぜ、そうなるのか理由は分かっていません。
過去5年間の契約率を振り返ってみました。

北海道・北陸・信州・山陰は契約率は100%です。
*要するに寒い地域が多いようです。地域的な県民性でしょうか?
愛知県・静岡県・神奈川県は契約率が8割以上。九州が7割以上となっています。一方で苦戦しているのが東京都・埼玉県で、キャンセルが多いです。

タイプ別に見ると、圧倒的にマンション案件(テナント含む)のキャンセルが多いのが特徴です。
性別で見ると、相変わらず男性の方が見積段階でダメになることが多く、無料相談だけで逃げる人も居ますね。

ただし、元契約者や取引先の紹介又はリピーターについては、男性の契約者は多く、なんの問題もありません。

でも、これだけ傾向がはっきりしてくると、問い合わせの段階で、私のほうが構えてしまいますね・笑。
正直に言うと、女性から問合せをいただくと、なんだかホッとします。


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