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メリハリと甲乙

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

調べてみた

先日「メリハリってなんでメリハリって言うんだろう」と言う記事を書きました。その最後で、調べてみようと言いながら、なかなか調べていなかったのを思い出したので、調べてみました。

メリハリ

検索エンジンに「メリハリ 語源」と入れて、巡回。

いくつかの検索結果を渡り歩き、確からしさを高めていく。

「減り張り」「乙張り」「沈り浮り」「乙甲」・・・

いろいろな語源や意味を読んでまとめていくと、「メリハリ」は元々日本の古典音楽用語で
低音を意味する「乙(メリ)」と
高音を意味する「甲(カリ)」を合わせて元々は「メリカリ」と言っていたとのこと。それが、江戸時代頃に「甲(カリ)」が「張り(ハリ)」に変わり、歌舞伎などの演技やセリフの表現に強弱や伸縮をつけることに転じたと言われているみたいです。

今でも、「甲乙付け難い」なんて言葉が使われていたりしますよね、「乙」と「甲」。危険物取扱者と言う資格でも、甲種・乙種という形で使われていますね。

他にも、「甲高い声」。なんとなく高い声って思っていたけれど「甲」だけでも高音なんだから相当高い声のことを言うんだな、とイメージがつきやすくなりますね。

「乙な味」。高音(甲)だけじゃなく低音(乙)もしっかり効かせた「シブい演奏」って言うところから、「乙」を低いってだけじゃなくてシブいって使い方するの、なんか乙ですよね。

「メリハリ」が気になって調べてみましたが、他の言葉の深みも増して、得した気分だなぁ、なんて。

甲が高くて乙が低い

調べているとそもそも、どうして「甲」が高くて、「乙」が低いのかと言うことが気になってきたので、次はその辺りを調べてみたいなと思っております。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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