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案ずると産むが易し

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

案ずるより

産むが易しと申しますが、あれこれ案じてしまうのが人の性でございまして。
ご多分に漏れず、じぶんもあれこれ案じてしまいます。
今回案じたのは、昨日、友人たちとおこなった、ビデオ通話(途中から通信を安定させるために音声のみのグループ通話)を使った台本の読み合わせ。

読み合わせ

はとても楽しく、素敵な時間を過ごせました。
やはり、今の時勢では実際に集まって本を読むだけでも、数人が集まって、大きな声を上げてしまう読み合わせは、厳しいと言わざるを得ませんからね。
普段の読み合わせと違い、グループ通話でおこなったこともあり、本への集中力が問われたかなと。あと、通信環境に左右されるのが仕方ないとは言え、本読みでこれだけ影響が出るのは表現として難しいなぁと。どう難しいかと聞かれると、答えとしてはぼんやりしているかもしれませんが、反応と言外の情報をどう伝えるか、かなと。
反応は、ビデオを切って通話だけだったてのが一番の要因かもしれませんが、やはり通信のラグでどうしても、その場での反応とは違ってしまいますね。
言外の情報は、こちらも映像がなかったってのが要因とは言え、空気とかその場でお互いに感じるものが少なくってしまうのが仕方なかったですね。

その上で案じたこと

これを、表現として「発表」するにはどうすれば成立するのだろうか。と言う、ことが頭をよぎりました。
今、舞台はほとんど中止や延期を余儀なくされている中、オンライン演劇など、通信を使っていろんな表現を行い、たくさんの人を楽しませておられる方々がおられます。すごいですよね。一度観劇すれば、じぶんの頭をよぎったことなど考えすぎにすぎないのかもしれません。
もしかしたらじぶんの考え方が、固定観念に縛られているのかもですし。
それで、無い頭を絞って案じたのはこの三つ。
多分、オンラインを使った表現としては

「完成された表現を見てもらう」
「参加してもらって初めて完成する表現」
「その場でしか完成し得なかった表現」

なんかが見ていて楽しいのかなと。

一つ目はもうそのままですね。ちゃんと収録されて、ちゃんと編集されて、オンラインで見てもらうことを前提とした作品としての完成度を高めたものって感じですかね。こうなってくると、ありとあらゆる映像作品と肩を並べないといけないので、かなりのクオリティや面白さを求められるけれども。
まぁ、そこはいつもそうか。頑張ります。

二つ目は脱出ゲームとかそんな感じにお客さんがいないと成立しないものを提供する。Twitterなんかでちらほら目にしたことのある「泊まれる演劇」という試みがすごいなと思って、みてました。

参加者が物語に介入するというのは、とても楽しいだろうなぁ。
実際に宿泊施設に泊まって行い公演を予定されていたそうで、きっとそちらでの演出、表現方法がオンラインでも活かせておられるんだろうな。

三つ目は、ほんとに思いつきなんだけれども、参加者全員が完成がわからない状況を生み出す。例えば、表現する側は用意されている台本が、じぶんの所しか書かれておらず、集まって初めて繋がりが分かる。
観る側は、それが表現されてあたふたしたり、想像以上に上手くいったりするのを、楽しんでみるみたいな。
これは、観る側も表現する側もかなりおおらかな気持ちで楽しまないと難しいかなと。どんなのがあるかと言われると、すぐには出てきませんが。

結論

じぶんが考えつくことなんてのは、もうすでに誰かが考え抜いていて、答えを出して、行動している人がいると思います。そう、これこそ
「案ずるより産むが易し」
ってね☆

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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