かかとローラーとヤバイTシャツ屋さん
かかとローラー
今回は何回聴いても、笑ってしまうフレーズのある曲を紹介したいと思います。
ヤバイTシャツ屋さん「かかとローラー」
作詞・作曲 こやまたくや
重厚なギターに合わせて、かかとローラーの靴の子供がぶつかってきたことを伝える歌詞から始まる。それから、キャッチーなメロディとビートに乗せて、かかとローラーについての思いの丈を歌い上げるロックチューン。
歌詞が最高。パッと聞いただけだと、面白い歌詞だなぁとか、愚痴をそのまま歌詞にしてるだけじゃないかって感想を持って終わってしまいそうなところを、後半の歌詞で
どこで売ってんねん
この靴どこで売ってんねん
かかとにローラーのついた子供用の靴は
どこで売ってんねん
規制せえとは言わんけど
親がしっかり注意せえ
親が注意せえ 親が注意せえ
保護者の責任しっかり果たそう
周りが注意せえ
周りが注意せえ
地域のコミュニティー大切に
子供を守り安全な暮らしを
出典:やばいTシャツ屋さん「かかとローラー」より
って、歌ってるんですがここがいつも笑った後に、面白いけどいいこと言ってるねんな、ってもう一度笑ってしまうのです。ロックだなって。世の中の不条理に歌で立ち向かう。ロックだわ。
このアルバムだと「どすえ〜おこしやす京都〜」の京都感度返しな歌詞も最高です。「大人の事情」も多分実話と思われる、アルバム製作中に歌詞でNGが出て急遽差し替えで作ったとは思えない完成度の名曲です。
作り込まれたサウンドと、軽妙な歌詞。ヤバイTシャツ屋さん、一度聞いてみてはいかがでしょうか。
それでは、本日はこの辺りで。
失礼します。
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