スクリーンショット_2020-03-11_20.55.56

御前崎での私の活動のコアにあるものは子どもたちの未来です

こんばんは
随分久しぶりのnoteになります。

というのも、一斉休校が私にも思った以上の衝撃だったので、その発表があった2月27日(木)以降、インスタやFBでは発信していたのですがnoteのような長めの記事が書けませんでした。

でも、今日3月11日にはどうしても書きたかったんです。

あの時、娘は生後4ヶ月でした。
私は娘と添い寝をしたりと、のんびりしたお昼を過ごしていました。地震を感じテレビをつけて、あまりの衝撃に隣の母屋に向かいました。

その後、私のまち御前崎で起こったこととだけをを言えば、次は浜岡原発が危ないといわれました。2011年5月から停止をして今に至ります。当時の私にしてみたら、嫁いできた場所が突然危険な場所になってしまった感じでした。

あの時はtwitterをよく見ていました。そこではいろんな情報が飛び交ったし、原発や原発のあるまちについての批判や危惧や非難も目にしました。友人から海外に移住しようよって誘いを受けたりもしました。

そんな状況下で御前崎で暮らしていくとはどう言う事か?をたびたび考えました。ニュースからしか知ることのできない福島の方々の様子から、それこそ懸命に考えました。子育て中だったので、考える時間だけはいっぱいありましたから。浜松の知人たちとボランティア活動を立ち上げたりもしました。

私は御前崎の暮らしがとっても好きなんですが、その時からずっと懸念している事が一つあります。それは、娘やこのまちで育ち大人になる子どもたちが、将来上記の理由で非難や批判を受ける可能性はゼロではないという事です。本人たちにとっても、好きになれないふるさとになってしまうかもしれません。

数年前にお母さんたちが集まり、まちづくりの活動を始めました。

その中の何人かと雑談をしていた時に「子どもたちには、御前崎の良さを実感しながら育って欲しいから」ってのが活動を始めた理由で、そう考えたのは東日本大震災がきっかけだったという話をしました。「ああ、子どもたちのために、そこをなんとかしないとって考えていたのは、私だけじゃなかったんだ」って思いました。

今、政治に挑戦してて、その私の政策の中心にあるのは「子どもたち」です。それはなぜかと言うと積極的な理由と消極的な理由と二つあります。

積極的な理由は、イエナプランという教育方法が子どもたちの成長にとって素晴らしいもので、その教育方法が「子どもたちが真ん中」なんです。これはまた別の機会に詳しくお伝えしたいと思います。

もう一つの消極的な理由が、先ほど説明をしたように「ハンデを負っている」という事実を直視してのことです。コロナの際の過剰反応を見ても、日本の全員が理性的な判断ができるとは私は思えないのです。

政策(小)

だからこそ子どもたちを大切にしたいんです。大切にするとは甘やかすとは違います。子どもたち一人ひとりが、それぞれに本当にやりたい事を実現し、人生を切り開く力をつけられるような教育の機会を、学校でも地域でも提供したいんです。将来もしかしたらこのまち出身だということだけで、受けるかもしれない非難や中傷など耳に入らないくらい夢中になれることを見つけて欲しいと願うからです。

幸いにも御前崎には熱心な教育者の方々がいっぱいいます。自然環境も本当に豊かです。工夫次第では費用対効果のいい方法で、子育てや教育にまだまだ手をかけられると私は考えています。やればできることがいっぱいあります。

御前崎が大好きな子どもたちを一人でも増やしたいって思っていますし、御前崎の環境と人材をフルに活用したこのまち独自の教育ができる筈で、それを本気でやり遂げることができたら御前崎教育ブランドにもなり得ると思っています。素晴らしい教育環境ができたら、日本中から親子が集まります。移住とまではいかなくて夏休みのプログラムとか。

今日娘と娘の同級生がオンラインでSDGsの学習会に参加してました。講師の方の「SDGsの17のうち、どれが一番気になる?」って質問に、娘も同級生の子も「14番」って即答してました。SDGsの14番は「海の豊かさを守ろう」です。先生は「さすが御前崎の子たちだね」って返事をされていました。教育は、御前崎の価値を高めていく事でもあるんです。
子どもへの教育投資は、その子の人生への贈り物という事だけでなく、必ずまちの資産になります。一緒に子どもを中心にしたまちづくりをしていきましょう。お力をお貸しください。


お読みいただきありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?