Clubhouseを利用したオープンアクセシビリティとクローズドコミュニティの空間

今回の内容はClubhouseのルームを運営するorしたいという目線で書いているので、そういうの興味ない人は見てもあんまり楽しくありません。
あと、僕の考え満載の文書です。僕のことが嫌いな人にとっては反吐がでるかもしれませんw
お見知り置きの程、よろしく候。

~冒頭~

人生で一度くらいはこんなこと考えたことありませんでしょうか?

「人生の最後は知り合いでも集めた老人ホームを建てて、みんなで終えたい」

生まれた時は両親のもと生まれ、
結婚式では人生を共にした人たちが集い、
最期は孤独ではなく、終生の友とともに終える。

僕はそんなことを考えたことがあります。
でも、年を重ね、わかること。
仕事や結婚で地元を離れ、
学生時代の友とは会う機会をなかなか得られず、
家族との時間や仕事の時間の比重が大きくなっています。

それが不幸な訳ではなく、仕事場にも地元から離れた場所にも出会いがあって、好きな人も増えました。それでも、人間キャパってもんがあって、仕事仲間との時間が多くなれば、他の友達とも疎遠になるもんです。

自分が病気になって思ったことがあります。
人生の残りの時間を自分の大事な人ともっと使いたい
ということです。

最近、clubhouse(以下、めんどくさいのでクラハでいきます。)を使ってみて結構考えました。
そんで、私の考えるコミュニケーションの取り方は
ほんのちょっとしたニューノーマルの提案にはなるんじゃないか
と思ったんです。

なので、頭の整理を兼ねて書いてみます。
あっ、別に怪しい宗教的な感じとか、ビジネス的な話ではありません。
人と人のコミュニケーションの取り方を変えたら人生少しだけ豊かになるかもと思ったお話です。それではスタート!

~考察~

クラハって何が良いの?って言われると距離感なんですよ。
私は昨年、病気になって病棟から出れない生活をして人とのコミュニケーションがなかなかとりづらくなってしまいました。
私、人と話すのが好きで、現在お休み頂いている仕事も人と話すのが仕事だったんです。
インスタ、フェイスブック、ツイッターやこのnoteをやっていて視覚的に知っている人や今まで知らなかった人とも触れ合えて楽しかったんですが、クラハは聴覚的コミュニケーション。
約20年くらい前にロンドンにいたことがあって、その頃の友人とはフェイスブックなどで繋がっていたんですが、クラハで久しぶりに喋ってやっぱ好きな人とは「喋る」というコミュニケーションがいいなと思ったんです。
だって、文字のコミュニケーションより、会話のコミュニケーションの方が圧倒的に情報量が多いでしょ。
伝達スピードもそうなんですが、
「ありがとう」
という言葉も
文字よりも喋っている言葉の方が感情も含めて情報量が多く感じます。
まぁ、文字的な面白さ↓
ありがとう(; ・`д・´)、ありがとう( ;∀;)
↑みたいなものもあるからそれはそれで楽しいんですけどね。(もう顔文字とかつかわないんでしょうか。。アスキーアートとか。。結構好きなんですけど。。)

文字のsnsは初めて会った人とコミュニケーションを取るのにはとても良いと思います。少し間をおいて考えながら慎重に言葉を発することが出来る。

なので、クラハは私は好きな人とだけ繋がるツールに使おうと決めました。
僕の残りの人生において、この聴覚的特性はとても重要なツールになると思います。
好きな人ならダイレクトリーな感覚で、
無音すら気にならない、
「ヒマだから行きつけの居酒屋にとりあえず行くか、
あれ?誰もいねぇー、まーいーか」
的な感じの場所をクラハの中に創出出来れば
めちゃくちゃ居心地いいなぁと。
そんなことを思ったんです。
今、
コロナ禍で外出に規制があったり、
僕のような病気で制限されていたり、
障害などを理由に一人で遠くにいけない、
なんでもいいんですけど、
アクセスしやすいコミュニティというものは
もしかしたら何かの解決手段になるかも知れません。

~課題~

先に書きましたが、身近な人と繋がりたい。
例えば、自分を中心に考えた時に
友人の言葉を借りると「結婚式の二次会、三次会のノリ」

仕事の友達と学生時代の友達が喋っていたら面白い。
これが仕事の友達と知らない人が喋っていたら面白い??
かも知れないけど、面白くないかも知れないんですよ。
自分の友達同士が喋っているのならば自分が興味を持って仲良くなった友達なので、何を喋ってもその人の人間性は理解できるのですが、
全く知らない人が興味のない会話をしていた場合は、その人のバックグラウンドを含めて知らないから何でそういう所に興味を持つのかわからないし、時間の無駄(←言い過ぎ→もっと有効的な時間の使い方あるなぁー位)と思ってしまうんです。
勿論、知らない人の話が面白くて、その人に興味を持つことも沢山あります。
自分はアクセスの受け手なのか、出し手なのか。
クラハ内ではそこは明確に分けるべきです。
もしくわ、曖昧にするのならば「曖昧です」と明確に伝えるべきです。

クラハでルーム運営をしたことある人はルームの時間の使い方に
ジレンマを感じられた人も多いんじゃないかなと思います。

そこで、タイトルにした
「オープンアクセシビリティ」と
「クローズドコミュニティ」
こういう言葉はないですよね。オープンアクセシビリティとか意味をなしてないんですがイメージを言葉にするとこうなっちゃいました。
勝手に考えた言葉です。

クラハでルームを運営する上で考えるポイントとして「アクセシビリティ」と「コミュニティの幅」をモデレーターが考える必要があると思います。

誰もがアクセスしやすい場所にしたいのかしたくないのか。
ルーム自体は誰もが喋れる場所にしたいのか、喋れる人間を制限したいのか。

ここら辺のアイデンティティをしっかりと持たないとルームを運営する人は続かないような気がします。

~結論~

結論っていうか、私は今暇人なので、定期ルームの運営をしようと思っています。
僕のことを好きな人ではなく、僕の好きな人に集まってもらいたい。
なので、アクセスは誰でも出来る環境を整える必要があります。
アクセスしてくれる人から僕が好きな人を選びたいから。
↑これがモデレーターの特権だと思っています。
これは否定できないんですよ。
だって、そのルームはモデレーターが作ったルームだから。
出入りは自由。でも、傍観は出来るけど、喋って雰囲気を作る人はモデレーターが決める。
これが私の考える
オープンアクセシビリティとクローズドコミュニティという考え方です。

ただ、やっぱ定期ルームで好きになれる人にアクセスしてもらうにはコンテンツとしてそれなりに面白くなくては続くことすらしないと思うんです。

なので、コンテンツを考えました。
まずは身近な人に仕事のインタビューでもしようかと思っています。
凄い仲が良い友達でもその人が何を考えて何をやっているか、どういう流れで仕事をしていて、僕の知らない異業界の話を聞いて自分自身もどんな疑問を持つのだろうか。そんなことをやりたいと思っています。
僕の知り合いの人、協力してくれる優しい人沢山募集しています。
ついでに、僕は音楽が好きなので、音楽も絡めたいと思っています。
最近、友達から教えてもらったんですが、applemusicとかで作ったプレイリストってURLを経由して共有できるんですよね。
この機能って凄いなぁーと思うんですよ。
音楽のプレイリストって昔のカセットとかMDを作るのと同じでその人の趣味嗜好や強いては人間性みたいなものが垣間見えるんですよ。

なので、仕事の話を25分くらい聞いて、プレイリスト事前に作ってもらって5分くらいそのプレイリストの話をする。
クラブミュージックスキの人や、KPOPスキ、アイドルオタとかもそうだし、ミュージシャンとかクリエイターの人は自分の曲も含めて、最近どんな音楽聞いてるのか見たら面白い気がするんですよね。

そんなもんが定期的に作れたら面白いなぁーと考えています。

~末尾~

公共性があるかは分かりません。
そういうもんは後からついてくるんだと思うんですけど、
少しだけ期待したい結果は
僕が白血病になって閉鎖病棟に入院して、コロナ禍ということもあり、
友人や親族は病棟に入ることはありませんでした。
唯一、妻も医師からの説明が必要な時のみ入室が出来て、それ以外の荷物の受け渡しなども2枚のドア越しでした。
医療関係者の方も多くの制限を受けています。
それに関係なく多くの皆さんも色々な制限を受けています。

入院初期、仕事の上司が目の前まできてくれたのに病院内にすら入れなくて追い返してしまったんです。
司法書士をしている友達は事務的な手続きを理由に部屋に入れるか試みてくれた馬鹿がいるんです。
地元の友達は寄せ書きを作って僕の病棟に届けてくれたんです。

病気がくれた僕の経験の中で、同じような境遇になった人がクラブハウスのような空間が一つのコミュニケーション手段になれば、もしかしたら人生少しだけ楽しくなるかも知れない。
いや、楽しいかどうかではなく、誰かに少しでも触れられるということに喜びを感じられるかも知れない。別にそこで傷ついてもイイ。その空間が無ければ傷つくことすらできない。
別に病気に限らず、コミュニケーションの手段が増えて、選択できることは万人にとっても良いし、制限を受けた人にとってみれば生命線かも知れません。
大事なことはテクノロジーを使った触れるという経験。
これも一つの「ハプティクス」だと思っています。
何もPS5のコントローラーがブルブルするだけがハプティクスじゃないんんだぜ。

仕事をお休みさせて頂いてる今の僕の時間の使い方は
これに今の所決めました。
だって、楽しいから。飽きたらやめます。
だから、お願い、みんな付き合って。
愛を込めて好きな人にだけでいいから伝わるように
僕の気持ちを今回は書きました。
以上。