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リズムかメロディーか

業務が忙しい。年度末だからだ。

会社のとある部署の管理会計を(異動により)担うことになったはいいけどこんなご時世だからなのか、あるいはステークホルダー至上主義故かお偉方のコスト削減のご意向がまあ煩い煩い。

当然そんな立場だと現場等との打合せでも嫌われ役になることは必至。その癖嫌ってきたはずの方々は「そういう部分を担う人」扱いでヨイショをしてくるわけだ。要は要所要所で酒が付いて回る。腹を探られる。
良い人を演じれば甘えられるし、悪い人を演じれば醜聞が蔓延る。まあ何というか、気を揉む。

こんな日には音楽でも聴いて帰路に着くのが良い。なるべくお気に入りの曲をなるべく爆音で。色々な不愉快をかき消すのだ。
音楽の神様は微笑まずとも、神様認定な推しはいつだって共有してくれるのである。ありがたい。

そうそう。上記の通り音楽の神様に愛されることはなかったがバンドをしていた。
そのバンドはテレビ出演した帰りに解散を決めた。ボーカルと作詞作曲を担当していた。

当時曲を思いつく時は「メロディーが降って来た」という表現をよく使った。
ちなみに降ってくる時は大体暇でかつ頭に血が回っている時。
言い換えれば入浴中とか横になっている時。そのまま素通りせざるを得ない時に限って降ってくるから腹立たしい。

まあそれはそれとして、音楽を常日頃考えていると外のノイズとかにも結構発想の根っこが転がっていたりするのだ。
それが故なのか、音楽をしている人は時々「このノイズは『ド』に近い音がするな」みたいなことを考えていたりする(と思われる)。音が並ぶとメロディーに聴こえる時もある。

夜中に聴こえる小さい環境音がやけに美しい旋律に聴こえたりするのだ。

しかしDJをやっていたりドラムをやっている人の一部はどうもこういうノイズから「リズム」を先に連想するらしい。皆さまどちらでしょう?

この差って考えてみると面白いなと思う。もしかしたら自身に向いている楽器が何か知るきっかけになったりするのかも。

明日の会議では周囲の騒音からメロディーやリズムを探してみようかな。(現実逃避)

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