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【 広告会社のWEBデザイナー 】 「とりあえず見積もり出して」のときの見積書作成 FirE♯610

WEBサイトを作る前に必要な見積書について、実務から学んだことを書きます。

【 見積書 】

WEBサイト制作の依頼からヒアリング後に見積書を作成するパターンもありますが、
「とりあえず20万くらいでどんなんできる?」
なんてこともあります。

この場合、見積書でありながら、提案も含むように書きます。

20万円ほどで予算に近くするパターンと、
あった方が良い機能などを追加したパターンです。

クライアントがどの程度のWEBサイトを作りたいのかはっきりしない場合は数パターン必要です。

そういったことを無くすために、ヒアリングをしっかりと行う必要があるということにもなりますね。


◼️ 同業サイトリサーチ

見積書を作るにあたり必要となる、ページ数や画像の点数、機能などを、同業のサイトからリサーチします。

また、参考としたサイトをスプレッドシートなどにまとめていきます。

そのサイトのどういったところが参考になるのか?

そのサイトはどんなワードで検索順位が何位なのか?

こう言った情報をまとめて、設置するページを決めます。

◼️ 資料を作る

リサーチしたWEBサイトをまとめたシートは、見積書の内容と整合性がとれるようにします。

見積書で作成するページを、
トップページ
コンセプトページ
会社概要ページ
コンタクトページ
と設定した場合、

コンセプトページは、資料のこのサイトのコンセプトページが参考になるといったように、
見積書と資料がついになりように作ります。

クライアントに「コンセプトページを作る」という見積書を見たときに、こんなページですと見せたり、説明ができるように準備します。



◼️ 提案を入れる

予算はオーバーするものの、他社サイトにあり機能を取り入れた場合も見積書も作成しておきます。

クライアントは、多少予算を超えても結果の出るものを作りたい可能性もあります。

そう言った場合に、また別日に見積書を持っていくよりも、一回で決めてしまう方が強いでしょう。



【 全体の流れ 】

見積書を作るときの流れについて書きました。

① 同業サイトリサーチ
② ページ数を設定する
③ 必要な画像点数を出す
④ 撮影を外注する場合は見積もりを取る
⑤ リサーチしたサイトの参考ポイントをまとめる
⑥ 参考ポイントと見積書の項目に整合制を持たせる
⑦ 予算に応じて数パターンの見積書を作る

となります。

詳細なヒアリングの前に、とりあえず見積り出してみてと言う時には、仮で色々と設定していく必要があります。

ヒアリングが終わった後であれば、予算重視なのか、クオリティー重視なのかはっきりしますから、そういった要望を反映した見積書を作れば良しです!


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