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【すぐそこの未来】 メタバース ×ブロックチェーン × NFT × イーサリアム  投資家のFIREへの旅路 第297回

ご存じの通り、Facebookが社名をMetaに変更したのが、2021年10月28日。

これは、CEOのザッカーバーグ氏が
今後メタバースのサービスを提供していくという意志の現れでした。

そして、経済ニュースに限らず、
メタバースというワードが普通のバラエティでも登場するようになりました。

スマホの普及同様に、ガラケーの方が良いと言っていた人々がやがてスマホになっていったように、社会が変化するスピードが上がっています。

メタバースも同じような道をたどるでしょう。

そんなわけがあるかと思っている人も、
数年後にメタバースにどっぷりと浸かることでしょう。


【 メタバース 】

メタバースは、何か超シンプルに理解しましょう!
色々、あるけど、これです。

  • 経済活動ができる仮想空間

最も身近な、メタバースは、
ゲーム『フォートナイト』『あつまれ動物の森』です。
これもメタバースと位置付けられます。

しかし、これはゲームという側面が大きです。
これからの時代のメタバースとは、ゲームだけではありません。

経済的交流が可能な仮想空間がメタバースです。
それは、つまり、リアルな世界がそのまま、仮想空間に移行したようなものです。

それは、全く新しいものでもありません。
現在では、リモート会議は普通のものとなりましたが、
リモート会議では、PCの画面を共有しオンライン上で同じ場所に集まっている状態です。

この時に使用するデバイスが、
PCではなく、VRゴーグルになる
そして、仮想空間に集まって会議をするわけです。

この、会議の空間だけでなく、
オフィス、都市、国家すらもその空間に創設されていくのです。

そのプラットフォームを作っていくとして
ザッカーバーグは、社名をMetaとしました。
正式名称は、メタ・プラットフォームズです。


【 暗号通貨 】


メタバースでは経済活動ができるわけですが、
ここで使われる技術が、暗号通貨です。仮想通貨とも呼ばれますね。

メタバースでの買い物は、暗号通貨を使用して行います。

この暗号通貨の技術は、
ブロックチェーンという技術によって成り立っています。


【 ブロックチェーン 】

ブロックチェーンとは、シンプルに理解するとすれば、
誰から誰の手に渡ったのか全て記録する技術です。(深堀すると、もっともっとすごい技術なんですが)

つまり、この技術を使った暗号通貨は、取引の履歴が記録として残っていて、不正な取引があれば、検知されますから、
改ざんが非常に困難です。


【 NFT 】

メタバースの世界において、売買する商品は、
実際に存在する「モノ」とは限りません。

例えば、メタバースで自分の分身となるアバターの衣装などです。

現実世界ではできないけど、本当は個性的なオシャレがしたいんだ!
っていう人も、メタバースでは、できちゃいますね。
そんな時には、誰とも被らない服を着たい!

しかし、考えてみてください。
メタバースは仮想空間です。その服もいってみればただのデータです。
例えば、「赤いジャケット」というデータは、いくらでもコピーが可能ですし、デジタルデータである以上、それは唯一の存在にはなり得ない。

そんなデジタルデータを唯一の存在にできる技術が
「NFT」です。

NFT  =  Non-Fungible Token(非代替性トークン)

つまり、その「赤いジャケット」のデータは、一つしか存在しません。
なぜそんなことが言えるのかといえば、
ブロックチェーンの技術です。
先程の説明で書いた通り、
誰から誰の手に渡ったのか全て記録する技術。

「赤いジャケット」のデータの発行者から、誰が買い、誰に売られ、今は誰が所有しているかが、記録されています。

この技術により、今までは、いくらでも複製可能であったデジタルデータに唯一の価値が生まれたのです。

わかりやすい例は、音楽です。
いくらでもコピーされ、共有されていきます。アーティストにとっては、命の時間を使って作った作品です。
対価を得てこそ次作にも繋がるわけです。
これからは、そういったアーティストも報われます。

実際に、アートの世界では、すでに、NFTアートは高額で取引されています。
そして、NFTの取引には、イーサリアムが使われます。


【 イーサリアム 】

暗号通貨の一つです。
ビットコインに次ぐ、時価総額となっています。

イーサリアムには、スマートコントラクトという機能があります。
この機能が、NFTの取引重要となるのです。

スマートコントラクトとは、
ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのことです。

つまり、
NFTをイーサリアムで購入することで、その購入者の情報がブロックチェーンに記録されると同時に、
その取引の証明書のようなものを自動で発行する仕組みです。

これにより、デジタルデータの所有権が明確になり、
複製ができない唯一の存在となるのです。


【 メタバースの世界 】 

ブロックチェーン、暗号通貨、NFTなどのバックエンドの技術と、
VRゴーグルなどのハード面の技術と、5G、6Gといった今後の通信技術が
メタバースを構成するために必要になります。

それらが整ってきたことから、
近年、非常に注目を集めているというわけです。

メタバースの世界は、賛否両論あります。
しかし、それは、メタバースに限ったことではありません。

私たち日本人は、特に、知らないものを否定してしまいがちですから
まずは、噛んでみることが大切ですね。


【 メタバースの未来 】

私の想像する、メタバースの作る未来は、
まさに、ghost in the shell の世界です。

この作品の舞台は、2029年です。
あと7年です。
リアルな年数じゃないでしょうか。

ghost in the shellの世界では、脳が電脳化され、意識するだけで、ネット上の世界へ入れます。
それは、まさにメタバースの世界です。

電脳化までの進化はなくとも、
現在のような大きなVRゴーグルを装着せずとも、メタバースに入れるようになるのではないでしょうか。
また、専用のスーツも開発されると思います。
それは、実際に開発中の全身にフィットするスーツですが、メタバース用ではなかったと思います。
このスーツは、右腕を掴まれた時に圧力を再現できたりします。
つまり、メタバースで、誰かと握手するモーションをとれば、
スーツに信号が伝わり、手のひらに手を握っている感覚が再現されるのです。

こうなると、メタバースの世界は、より現実に世界に近づきます。

唯一再現できないのは、
匂いではないでしょうか?

これだけは、想像がつきません。

ここまでいくと、脳の電波信号を全て掌握する必要があるでしょう。


【 すでにメタバース 】

さて、メタバースのことを考えていくと、いつもここに辿り着きます。

私たちの世界は、すでにメタバースではないか?

もしかしたら、私たちは、脳ごと仮想空間に繋がれた人間のアバターかもしれません。
メタバース世界に長居した結果、現実世界の記憶を無くしたのかもしれません。

本体の体は、生命を維持できるように薬漬けになっているのかもしれません。
脳さえ生きていれば、メタバースでは生存できます。
現実世界で大きな問題が生じた人類は、メタバースで生きることを選んだのかもしれません。
 

一部それを避けた人は、現実世界で生きているのかも。

そう考えると、
我々の死は、もしかすると、ただのリセットボタンかもしれません。

違うアバターになって、再度生まれてくるのかもしれません。

そして、
この世界はメタバースなら、我々は、なんでもできる。

奇跡も起こって当然だ。
引き寄せの法則? あって当然だ。
思考は現実化する? 当たり前だ。
宇宙?それは、まだ未制作の領域だ。
幽霊?それはバグだ。

スピリチュアルな物事も、メタバースを前提すれば説明がつく。

我々の本体は、一体どこにいるでしょうか?

現実世界を模して作られたメタバースであれば、
同じような世界なのでしょう。
また、理想郷をメタバースにしたのであれば、現実世界は、より苦労の多いところなのでしょう。

想像は止まりませんので、
この辺で!!!




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