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スマホ1台で始めるボイスドラマ録音

こんにちは!
ブログはだいぶご無沙汰でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
Sound Stardustの監督K e n 。です。

自主制作という形でボイスドラマを作り続けてはや4年が経過いたしました。いやー、本当に早いものですね・・・。
ありがたいことに、いろんな質問を受ける機会も増えてきました。

前回までは機材について触れてきました。

収録の時に
「機材がないんですけど、どうしたらいいですか?」
「スマホなんですけど、大丈夫ですか?」
といった相談を受けることが増えてきました。

結論を言うと、問題ないです!!
私がiPhoneユーザーということでiPhoneでの録音を中心にお話させていただきますが、Androidでも共通するところがあるともいますのでぜひ最後まで読んで参考にしていただければと思います。


iPhoneだけでは音質が悪くなるは嘘!

嘘ではなく、マジです。
iPhoneで通話をしていて、みなさん「音質悪いな〜」とか感じたことって実際ありますか?殆どないと思います。ほんと主観的な感覚で申し訳ないのですが、10,000円以下のマイクを中途半端に使用するよりは全然いい音‼︎
マイクなどの機材も大事なのですが、それより大事なのは収録方法とその環境になりますので、次はその解説をしますね。

広すぎるお部屋は避けましょう

体育館で喋っている時を思い出してください。私のように卒業してからかなり時間が経過している人は、心の中の記憶を呼び起こしてください。
反響していませんでしたか?この状態は音質の低下を招きます。
サンプル置いておきますね〜。壁の材質などにもよるのですが、狭いスペースの方が反響を抑えられるので基本的には良きっす。

スマホの向きに注意しましょう!

マイクの位置を確認してから収録していきましょう

スマホをスタンドに立てている状態で録音してませんか?
実は、それで音質の劣化が起きていることもあります。機種によって違うのですがiPhoneの場合、マイクはLightning端子の横(機種によってはTYPE_C)にありますので、逆さにして録音するのが正解です!試してみてね!
あと、余談ですがマイクにホコリが詰まっていることもあります。定期的に掃除をするのも音質向上につながります!

スマホと適切な距離をとりましょう!

スマホと近いだけで以下のようなデメリットがあります
スマホからは20㎝〜30㎝ほど話して録音しましょう。叫ぶセリフなどがある場合はもっと離していいです。

リップノイズ・ポップノイズが増える

「くちゃ」「ボフっ」と言ったノイズ処理の作業を行う必要が出ております。これは少なければ少ないほど編集する人も助かるので距離を保ちましょう

音割れ対策になる

ジジ、という音は編集で整えることが非常に困難です。特に叫んだり、怒りを大きな声で表現するシーンだったりを近い距離で録音すると十中八九音割します。そう言った面でも距離を取るのはとても大事です。


なるべく静かな環境で録音しましょう

iPhoneのマイクは音を拾う範囲が広いです。周囲の環境音もしっかり拾ってしまいますので、車の音やペットの足音、その他物音などが入らない環境で収録するのが大切なポイントです。可能な限り静かな場所を選びましょう。
あと、忘れがちなのが空調機器の電源を切ることです!
日常に溶け込んでいるので忘れがちですが、これもノイズになります。必ず電源をOFFにしましょう!


いかがでしたでしょうか?
こちらのポイントを守っていただければ、スマホでも周りに喜ばれる音質での収録が可能です。

最後にご紹介したいのはこれらを踏まえて作る、格安の録音道具?です。
使った道具は100均の収納具と吸音材(2000〜3000円くらい)のみ。
作り方は以下の通り

  1. 吸音材をサイズに合わせて切る

  2. 内側にはる、もしくははめ込む

※筆者が不器用すぎてガタガタですがこれで十分です笑

この中にスマホを置き、マイクの向きを合わせて録音してみてね!


これで終わりです。変にマイク買うよりこっちの方がお得なのでぜひ一度試してくださいね!


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