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【富山・金沢PR】 変な家・二階の不可解な間取り

亡くなった祖母の法要に出席するため、富山県氷見市にある、今は誰も住んでいない祖父母の家へ。
法要もつつがなく終わり、中庭を眺めていると、懐かしいものが目に入ってきました。

開かずの扉

窓にしては少し背の高いこの扉、実は二階の玄関です。

1963年(昭和38年)、北陸地方を中心に東北から九州にかけての広い範囲で記録的な大雪となりました。いわゆる『三八(さんぱち)豪雪』です。
金沢181cm、富山186cm、そして伏木(富山県高岡市)では225cmもの積雪になりました。

大雪で一階が埋まり出入りできなくなった経験を踏まえ、昭和44年の家屋増築にあわせ、二階に出入り口を作ったそうです。

雪国にはわりとあると言いますが、周囲にこの話をして「ウチも!」という話になったことがありません。
世界有数の豪雪地帯といえど、少数派だったようです。
また、実際のところこの玄関を使うことはありませんでした。

もちろん、今は新築で二階に玄関を作る人はいません。


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