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KENSHIプレイ日記・1「放浪者、スクインに降り立つ」

KENSHIというPCゲームが楽しくなってきたので、新しいセーブデータを作ってプレイ日記をつけることにしました。
これまでのプレイ時間(50時間)はちょっぴり長いチュートリアルだったんだね!

なお、この50時間チュートリアルは攻略情報をほとんど見ずに初見プレイするなら普通にかかる時間なんじゃないかなぁと思います。
KENSHIはそういうゲームというか、そういうのが楽しいゲームだと思う。
個人的には、親切すぎて永遠に旅立てないゲームよりも、こういうほうが好きです。
反対に、人によっては50時間もわけわからんことやってられんと思うかもしれないですね。

そんなわけでニューゲーム開始。
主人公はチュートリアル中のキャラメイクでお気に入りを作ってエクスポートしていたので、このスコーチランド人女子をそのまま使います。
体格小っちゃいけど、ヒットボックスに影響するのかどうかはよくわかりません。
細かいステータスどうこうは特に序盤は関係ないと思います。
何故ならスタート時の主人公ステータスはド底辺のクソ雑魚だからです。

黒豆をイメージ(嘘)。
パラメーターは色々いじれるけど美男美女を作るのは難しいかもしれない。
MODもたぶんあるので入れれば作れたりするのかも。
名前はローニン
(日本かぶれ感のある洋ゲーでならず者を意味するワードとして使われがちだけど、そのセンス結構好き)

出自はデフォの「放浪者」で、MODも特に入れずバニラ環境でやれるとこまでやってみようと思います。
スタートを押すとハブという廃墟の街にたった一人で放り出されます。
ストーリーは己で紡げ!という方向性のゲームなので、簡単な生い立ちの設定のほか、初期位置と持ち物やお金だけが与えられる感じ。
とりあえず漠然と街を作りたいなぁとか、チュートリアル中に出会ったホーリーネーションという勢力(酷い他種族差別と酷い男尊女卑が基本理念の宗教国家。奴隷制度もある)が気に入らないなぁと思ってる程度ですが、自由な気持ちでやっていこうと思います。

世界観は荒涼としていてポストアポカリプスっぽい無法地帯という感じ。
地図上の水色の矢印が現在地=ハブ。
街や村などは発見するまで地図上に反映されません。

ちなみにハブはスタート地点だけど完全安全地帯かというと別にそんなこともなく、その辺を飢えた野盗が群れを成して歩いていて、見つかると普通にボコられて序盤から死んだりするのがKENSHIというゲームです。
主人公・ローニンは今のところステータスはクソ雑魚、装備もクソ雑魚、さらにぼっちなので、ヤギの子どもにすら気絶させられる状態。

ステータスはいろいろあるけど、ゲーム開始時は良くて1という体たらく。

気絶した際に運が悪いとそのまま死んだりするゲームなので、とりあえず安全性を高めたいところです。
食糧と医療キットだけ手に入れて、当面の拠点を作る予定のスクインという隣町に移動することにします。
初見時はハブに拠点を構えたりもしたんですが、店がしょぼすぎて鉱石を掘る以外に金策らしい金策がなく、さっさと移動したほうがプレイが楽という印象でした。
自由気ままでのんびりした感じの町だから嫌いじゃないんだけどね。
シノビ盗賊団とかいうなんだか楽しそうな人たちも住んでるし。

ハブ唯一の店。
買い物以外に仲間になるキャラ(身柄を買う必要はある)がいたり傭兵を雇ったりすることもできるけど金策が…
商品は錆びた武器、初歩的な資材、酒、食料、医療キットなど。
所持金1000円に対してパン1個342円なのでメシを食うだけでも最初は大変。

最安値食糧のドライミート(干し肉的なやつ)がいきなり売っていないという引きの悪さです。
しょうがないので基本的な応急医療キット(怪我を治す為の初歩アイテム。文字通り生命線といえる)だけ買ってスクインを目指します。
近いから何とかなるだろ多分。

そして特に何事もなくスクインに到着。
ここはシェクという種族の街です。
シェクは基本的に誇り高き脳筋という感じの人たちで、脆弱な肉体を持つ他種族をバカにしている節があり、人間は「フラットスキン」という蔑称(?)で呼ばれたりするんですが、まあ実際シェクは体もデカいし角とか色々くっ付いてる種族なのでそう見られても仕方ないよなという気持ち。
シェクの角はかっこいいと思うけど、自分が欲しいかというと別に欲しくはないしな…

街の入り口には門番がいて持ち物をチェック(密輸品の取り締まり目的らしい)されたりする。
脳筋なのに秩序的でもあります。
街の全景はこんな感じで、バー1軒しかないハブとの差は明らか。
バー2軒(片方は宿屋かも)、武器屋さん、防具屋さん、道具屋さん、旅行用品店、兵士の詰め所があります。
NPCシェク戦士「シェクは、この世界からすべてのフラットスキンの巣を破壊する!
デブで欲張りの臆病者には嫌悪感しかない」
酷い言い草だけど、今のところローニンには全部当てはまってる…
(デフォより太めのキャラメイク、金策のことばっか考えてる、クソ雑魚だから死なないように注意してる)
話してみたらシェクに関する文化的な話とか歴史的な話を親切に教えてくれました。
狂ったツンデレだったみたいです。

ひとまず、ハブで買えなかったドライミートを買うために手近なバーに入ったところ、↑のNPCとルカを発見。
ルカちゃんはなんかいろんな事情があって酒場で燻ってる人なんですが、それはさておきタダで仲間になってくれる貴重な存在です。
他の人は仲間にしようとすると、実は借金があって返さないといけなかったり、誰かの使用人だから身柄を買い戻す必要があったり、ナチュラルに金銭を要求される流れになってお金がかかるので、最序盤から無料で仲間になってくれる存在は本当にありがたい。

かつて戦いに敗れ、敗戦の証として角を折られたという屈辱的な過去を持つルカちゃん。
他のシェクより服着やすくていいと思うけど、そういうことじゃないんだろうなぁ…
ルカちゃんの初期ステータス。
タダで仲間になってくれるわりには少し育ってます。
ステータスの伸び率も近接戦闘関連ばかりがプラス補正なので、シェクはTHE☆前衛という感じ。

無事に初めての仲間をゲットしたのでやることはひとつ…そう、金策だぜ!!!!

スクインのすぐ近くにある銅鉱脈で採掘し、手に入れた鉱石を売って日銭を稼ぎます。

死力を尽くして戦ったのに落伍者呼ばわりされ、再び戦士として熱い人生を送りたいという人生の目標を語った直後にツルハシを渡されたルカちゃん…ごめんな…
でも君、大剣使いっぽいのに筋力少なくて持て余してるみたいだから、筋トレだと思って頑張ってくれ。

採掘中はカメラを引いて周囲を警戒。
野党の集団に囲まれたらクソ雑魚ローニン&多少育ってるだけのルカちゃんでは確実にぶちのめされるので、危険を察知したらすぐにスクインの門まで逃げて「門番さんこいつらです!」をやらないと命に係わります。

KENSHIはジャンル的にはRPGらしいんですが、直接的にキャラクターを操作するのではなく、指示を与えてその通りに動いてもらうストラテジーっぽい感じもあるゲームです。
最初は取っつきにくかったですが、カメラの可動範囲が広くて目視での索敵がしやすかったり、時間経過を早送りできたりするので、慣れると結構便利だなという印象。
ほかにストラテジー感のあるところとしては、設備が揃えば指示を「仕事」として登録して作業を自動化することもできるので、まずは家を買って採掘による金策を可能な限り自動化できるようにしたいところです。

今は手動で鉱脈のインベントリからキャラのインベントリに鉱石を積めるだけ積んでいる状態。
鉱脈のインベントリはスタック数5個で満タンになり、満タンになると採掘を中断して棒立ちしてしまうので、回収→売りに行くという手作業が発生している状況です。
ちなみに重量の概念があるので重すぎると移動速度に影響が出ますが、重い持ち物を持って移動すると筋力(要するにSTR)が上がっていきます。
つまり採掘&売却のための移動はレベル上げの一環でもある。

食事の概念はありますが睡眠の概念は平時にはない(大怪我をした場合はベッドで寝ないと回復にめちゃくちゃ時間がかかる)ので、元気がある限り夜を徹して採掘します。
が、その時…

???「おい、そこのあんた」

出た、野盗です。
危険察知即一時停止、チュートリアルで学んだもっとも大切なことのひとつ。
とりあえずルカちゃんがインベントリ満タンの鉱石を持っていて逃げ遅れる可能性が高いので、ローニンと荷物を半分こしつつ、2人とも防御態勢(ドラクエでいうところの「さくせん:いのちだいじに」。防御態勢にチェックを入れると、攻撃はできなくなるけど防御と回避に大幅なプラス補正が入って死ににくくなる)にチェックを入れます。
さらに、暗くて敵の全容が見えないのでカメラを動かして野盗を拡大。

おや…?

どうやら飢えた野盗の群れが奴隷トレーダーという勢力の奴隷捕獲人という人を追いかけている場面だったようです。
何事もなくやり過ごせるかもしれないけど、奴隷捕獲人は回復段階とはいえケガをしており、多勢に無勢で負けたりするかも…
それは別にいいんだけど、奴隷捕獲人をぶちのめした野盗たちがこっちに来ると結局襲われそうな気がする。
とりあえず採掘作業を中断して様子を見てみよう…

案の定開戦。
ただ、奴隷捕獲人にも仲間がいたようです。
(暗かったので画質調整してます)
開戦したのは銅鉱脈の真ん前でした。
念のため避難しておいてよかった…
マッチウォンバイ奴隷捕獲人!
わんちゃんもいました(かわいい)
わんちゃん「目標:死体を喰う」
生き残った野盗は足枷を付けられて奴隷にされてました。

野盗の運命は哀れなものでしたが、こっちとしては差し迫った危険はない状態なので、死体の山の隣で採掘再開です。

奴隷捕獲人「こいつはいい奴隷になるだろう」
なかなかいなくならないなと思ったらまだ生きてる野盗がいたらしい。

そうこうしているうちに2人のインベントリが鉱石でいっぱいになったので売りに行くことにします。
もうすでに荷重はそこそこなのですが、ルカちゃんの筋力を増強してあげたいので自分の鉱石+鉱石を持った状態のローニンを担いで道具屋へ行くことに。
現時点で持てる重さ20に対して91もの負荷がかかった状態です。

担がれているローニンのステータスは労働(採掘に関するステータス)しか上がりません。
まあいいってことよ…
ルカ「(ローニンを担ぎながら)取引しよう」
人身売買したがってるようにしか見えない

鉱石を売った後もローニンを担いだまま、採掘中に食べてしまったドライミートを補充するためにバーで買い物をし、銅鉱脈に戻った時点でルカちゃんの筋力は4→6に成長していました。
お金は3,497円に。いいぞいいぞ。

こんな調子で家を買うためのお金+家を整備するためのお金が揃うまで仲良く採掘&筋トレが続きます。
1万円くらい貯まれば大丈夫かな?
いやぁ、KENSHIって本当にいいものですね。

つづく↓