とっても優しい気持ちになれるゲーム【MOTHER1・2】
こんにちは、だんなです。
最近暖かくなったかと思ったら急に寒くなったりと、気温差が激しく油断してると風邪をひきそうで少し心配です。
今日は、最近クリアした「MOTHER1・2」のお話をしようと思います。
ただし、今回はお話したいところが物語の重大なネタバレになってしまうので、出来たらプレイをしてから見てもらえると良いと思います。
MOTHERとは?
まず初めに、MOTHERについてお話していこう思います。
MOTHERは1989年発売されて、コピーライターとして活躍されている糸井重里さんがストーリーを作ったRPGゲームです。
当時はドラクエが大ブームで、その影響を受けて糸井重里さんが作ったようです。
舞台はアメリカ風の世界。
それまでRPGとして一般的だった西洋風から「少し現実みのある世界観」に変わっていて、よりプレイヤーが「等身大の自分」としてその世界に入れるように感じます。
ざっくり物語を説明すると、物語は1も2も「突如いろんな地域で怪奇現象などが起きていてそれを解決する冒険」になっています。
少し変わった戦闘
やっぱりRPGなのでもちろん道中にも戦闘があるのですが、その戦闘が他の良くあるRPGとは少し違っていて楽しめました。
MOTHER2の話になりますが戦闘中味方がダメージを受けると普通のRPGだと「ただダメージが減ってただけ」になりますが、MOTHER2だと「スロットのリールみたいにぐるぐると減って行く」ように表現されています。
回っているうちに回復アイテムなど使うことで、受けるダメージを減らすことができます。
特にすごいのが、味方が力尽きるほどのダメージを受けたとしても「リールが回っている間に回復すれば、力尽きたことにならない」のが他のゲームには無い面白さでした。
また、モンスターにも変わったのがいます。
それは「戦闘で倒すと自爆して味方のキャラクターにダメージを与えるモンスター」です。
しかしMOTHERには「戦闘を必ずする必要がない」よう作られているらしく、こういった敵には無理に戦わず逃げて解決することを意図的に用意されていました。
他にも、「戦わずにいると挨拶して帰っていくモンスター」だったり、単純に「戦闘でとてつもないい威力のあるアイテムがあったり」。
話したいことはたくさんありますが、ひとまず今回はここまでにしておきます。笑
感動のラストバトル。
(ここからは重大なネタバレがあります。)
最後のラスボス戦はどうしても話しておきたいと思いました。
1も良かったのですが、今回は特に印象が強かった「2」のお話を。
さっきもお話しましたが、ラスボス戦にも敵を倒す必要ない場面があるのです。
最初は普通に戦闘をしているのですが、途中で敵の形態が変化して全く攻撃が効かなくなります。
どうすることも出来ず仲間のキャラクターが使える「祈る」というコマンドを使うと、これまでの冒険で出会った人たちに助けを求めます。
その人たちの祈りで敵が弱っていきますが、全ての出会った人たちの祈りがあっても敵は倒れません。
それでも諦めずに祈りを続けていると、初めは誰が祈っているかは解らないのですが徐々に表示が増えていくんです。
最後にしっかりと表示されてハッとしました。
なんとそれは「今までともに一緒に冒険を見てきたプレイヤーの私だった」のです。
この演出に私はとても感動しました。
「私自身も一緒にこのゲームの世界いるのだ」と感じることが出来、最後に敵を払い除けた祈りが自分だとわかった時はとても嬉しい気持ちになりました。
この体験は他のゲームではなかなか無い体験だったので、是非まだプレイしていない人はやってみて欲しいです。
最後に
いかがでしたか?
ゲームの世界観がどこか現実と似ていて、等身大の自分でプレイ出来るゲームはあまりないので、是非独特なゲーム感を機会があればやってみて欲しいです。
最後まで読んでくれた方はありがとうございます。
また更新します。
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