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奇蹟の輝き『What Dreams May Come』

ロビン・ウィリアムズ演じるクリス・ニールセンは、交通事故で亡くなり、天国に行くが、妻アニー(演:アナベラ・シオラ)はその後自殺してしまいます。
自殺者は天国に行けないとされ、アニーは地獄に落ちてしまう。クリスは、彼女を救い出すために地獄へと降りる冒険を始めます。

という映画ですが、ごらんになりましたか?

ラストシーンが愛の力と真の救い

映画ではクリスがアニーを救うために、自ら地獄に落ちます。
そこでアニーとであい、対話します。
クリスが狂気に飲み込まれそうになりながらも、愛のちからでアニーを地獄から解放します。

そして、共に天国で暮らすのですがいずれ、ふたたび地上で出会い愛を育むことを誓います。
ラストは少年少女(クリスとアニーの生まれ変わり)が、池でボートがぶつかって微笑むシーンでおわります。

このシーンこそが、愛の力で再会をはたし、人間として真の愛を実践するという決意、そして真理に目覚める希望をあらわしていると感じるのです。

冒頭クリスは人助けのために、交通事故で亡くなったために天国にいきました。 かたやアニーは自殺して地獄へ。

いくら夫を不幸な事故で亡くしても、自殺はなんら解決になりません。
それはこの世で自分がとりくむ課題を、放棄したことです。

自殺したひとを責めるのでなく、反対に恵まれた環境にうまれ暮らしていることで、りくむ課題を放棄している場合もあります。

この世での暮らしが、幸福か不幸にかかわらず、とりくむ課題がひとそれぞれにあります。
それは自我がもっている罪悪感を手放すこと。

自分のかかえている罪悪感の大きさ

それはとんでもなく、大きいから直視できないでしょう。
一生かかっても、解消できない大きさでもあるでしょう。
輪廻転生・リーインカーネーションによって、おなじ魂がなんどもこの世に誕生していることもあるでしょう。

その人生を積み重ねて、自我を解消して、真理にいたる、目覚めることができる。
そう思います。


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