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日の光と共に在ることを

大好きな土地、日光へ。
不思議な土地、日光。
知らなかったこと、が詰まっている土地、日光。

小学生の頃、修学旅行で行った時には知らなかったこと、分かるようになったこと、感じられるようになったこと、が大好きに繋がっていった。
そんな風に、ただ知るだけで好きになるだけではなく、物事が醸成することで形が変わってゆくこと。

それは、それを悲しさと感じることもあるだろう(直感で好きを感じられなかった、ことを、悲しいことと決めつけていたのなら)。
でも、手前にいては見えなかった感じられなかった奥行きがあること、は知ることによって見えることが変わることは、私にとっては喜びであることが多い。
(とは言え、その喜びを享受する、ということは、その逆の可能性もある、ということ。好き!と思っても奥行きが好みじゃなかったり…)


8月は絶対に日光へ行くって決めていた。
朝、出発前にカードを引いたら、個人的に日光との縁を感じるカードが出てきたことも嬉しかった。

中禅寺湖に向かうバスに揺られながら、人から聞いたお話を思い出す。
勝道上人は何があるかの保証もなく、もしかして何もないかもしれないのに、今の私には想像できないくらい大変な道のりを何度も何度も登って、中禅寺湖を見つけた。
だから、いま訪れることが出来て、繋がることができるんだなあ、と。

バスで向かう途中に勝道上人の後を継いで、たくさんの人たちが道を作り、何人何十人何百人の人々が登り、お社やお寺をつくり、道路を作り、バスを通して、バスを整備したり、登る道路と降る道路を分けて、と乗っているバスが動いていることやバスに乗れることも、すごく奇跡的なことなんだなあ。
この世は奇跡で出来てるんだなあ。


途中のバス停で男体山が頭頂部まできれいに見えて、それだけでもとても嬉しく来たかいがあったなー、と一人ほくそ笑んでしまう。


そうして着いた中禅寺湖があまりに美しくて素晴らしくて1時間ほど湖畔で無事に再び来ることが出来たお礼を伝えつつ、ぼーっとしてパワーチャージ。
途中で、ふと後ろを見てみたら、男体山がバーン!と見えて、中禅寺湖と男体山に挟まれてるから、こんなに心地いい場所だったのかも。

その後は
二荒山神社中宮祠
神橋
磐裂神社(星の宮)
本宮神社
紫雲席
四本龍寺
東照宮入り口にて梅の木さんに近況報告
瀧尾神社への参道と参道の途中にある手掛石(由来板には書いてないけど個人的には過去に天狗岩な体験をした場所)
白糸の瀧にて佇む

そして、帰路に着きました。









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