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あの『エル・モカンボ・サイド』が遂にライブアルバムに‼️

'74年に黄金期を支えたミック・テイラーが脱退。
その後、オーディションを兼ねながらアルバム『BLACK AND BLUE』の制作が進められ、最終的には、THE BIRDS〜JEFF BECK GROUP〜FACESでの活動で知られていたロン・ウッドに決まる。(76年2月)

76年4月『BLACK AND BLUE』発売。

『山羊の頭のスープ』、『It’s Only Rock’n’Roll 』とはテイストの違う、ファンクやレゲエ、アフロ等のブラック・ミュージックを地肉化した独特のサウンドに仕上がっている。

ロニーが参加し、新生ストーンズの幕開けを感じさせてくれた🤘
■『Hot Stuff』

■『Hey Negrita』


そして、ビリー・プレストンやオーリー・ブラウン等の強力なサポート陣を迎えアメリカ〜ヨーロッパツアーを敢行する。

グッと黒さが増したファンキーでパーカッシヴなサウンドを全面に押し出したパフォーマンスは各地で好評を博す。

《76年 L.A FORUM でのライブ映像》
■『Honky Tonk Women』

当時、NHK『ヤングミュージック・ショー』で放映されたのは76年6月に行われたパリ公演の模様

そして、このパリ公演の模様を中心に収めたライブ・アルバムが『LOVE YOU LIVE』としてリリースされる。

一方で、順調な滑り出しを見せたかと思いきや、キースのドラッグ問題が深刻化していた。

そして、最悪の事態が現実になってしまう。

1977年3月にカナダのトロントにある、300名収容のクラブ『エル・モカンボ』でシークレット・ギグを行うために渡ったカナダで、キースが、ヘロイン不法所持つな逮捕されたほか、時のカナダ首相ピエール・トルドーの夫人、マーガレットとのゴシップ騒動を起こしてしまう。

そんなトラブルをくぐり抜けて実現したクラブ・ギグの模様が、45年の時を経て、初めて完全な形で収めたオフィシャル・ライヴ・アルバムとして5月13日にリリースされる。

これまでは、『LOVE YOU LIVE』のC面(レコード)に収められたのは4曲のみで、このライヴの全容を聴くことは叶わなかった。

シークレット・ギグの企画が本格化し、ラジオ・コンテストが開催され、賞品はカナディアン・ロックの英雄エイプリル・ワインと、前座として無名バンドのコックローチズが出演するライヴのチケットだった。そしてこの無名バンドが……。

当然のことながら当日はエイプリル・ワインが前座となり、実際には、原点に戻ったストーンズがステージに現れた。

ハウリン・ウルフ「リトル・レッド・ルースター」、チャック・ベリー「アラウンド・アンド・アラウンド』、ボ・ディドリー「クラッキン・アップ」などのカバーを、余裕たっぷりに楽しそうに演奏するストーンズのメンバーに想いを馳せなかわら聴いていると、思わず顔がついついニヤケてしまう。ついでにお酒も進みます(笑)

ここで、ストーンズの面々と、巨匠達の映像を観てみることにしましょう♬

小さなクラブでの、リラックスした雰囲気の中で、エネルギッシュで厚みのあるサウンドが、熱狂的な雰囲気を醸し出すこのライブ音源こそがストーンズの真骨頂であると言っても過言ではない!

このシークレット・ライヴは計2公演行われ、3月5日のライヴ全曲に加えて、3月4日のライヴから3曲のボーナス・トラックを追加。すべて、あのボブ・クリアマウンテンによって新たにミックスされてるのも興味深い。

■『Live at the El Mocambo』
1. "Honky Tonk Women"
2. "All Down the Line"
3. "Hand Of Fate"
4. "Route 66"
5. "Fool to Cry"
6. "Crazy Mama"
7. "Mannish Boy"
8. "Crackin’ Up"
9. "Dance Little Sister"
10. "Around and Around"
11. "Tumbling Dice"
12. "Hot Stuff"
13. "Star Star"
14. "Let’s Spend the Night Together"
15. "Worried Life Blues"
16. "Little Red Rooster"
17. "It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)"
18. "Rip This Joint"
19. "Brown Sugar
20. "Jumpin’ Jack Flash"
21. "Melody"
22. "Luxury"
23. "Worried About You"

アルバムは2枚組CD、4枚組アナログレコード、4枚組カラーヴァイナル(日本はUNIVERSAL MUSIC STORE限定)、デジタル・フォーマットでも発売予定

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