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2002日韓W杯から20年…あの熱狂を忘れない⚽️

《2002FIFAワールドカップ 日本/韓国》
2002.6.04 
埼玉スタジアム2002
■グループステージ第1戦)
日本 2-2(0-0) ベルギー
[日本:得点]
59' 鈴木隆行
67' 稲本潤一
[ベルギー:得点]
57' マルク・ウィルモッツ
75' ペーター・ファンデルヘイデン

2002年に開催された日韓ワールドカップで、サッカー日本代表 🇯🇵が、グループリーグH組(ベルギー、ロシア、チュニジア)の初戦で、ベルギー代表🇧🇪と対戦。

前月31日に行われた開幕戦では、1998フランスW杯、2000ユーロと連覇した、あのジダン率いるフランス🇫🇷が初出場のセネガル🇸🇳に0-2で敗れるという大波乱があったことも鮮明に覚えている。

2002年6月4日、ピッチに入ってくる選手達を、5万5千人を超える大観衆が埼玉スタジアム2002に詰めかけただけでなく、視聴率はなんと55%を越え、日本中がワールドカップの地元開催を熱狂的に迎えてくれたんだと感じた瞬間だった。

ベルギー代表🇧🇪は“赤い悪魔”と呼ばれ、11回目の出場という強豪国。(82年から6大会連続中。’86ベスト4、'90ベスト16、’94ベスト16)

トルシエ率いる日本代表🇯🇵のスタメンは、代名詞とも言うべき『フラットスリー』を最大限に活かし、トップ下にはチームの中心、中田英事例を起用し、ナイジェリアユース世代(小野伸ニ、稲本潤一等)との融合を図り、98年フランス大会に初出場したチームから進化したフレッシュなチームに仕上がってた。

■フォーメーション:3-4-1-2
GK楢﨑正剛
DF松田直樹 森岡隆三 中田浩二 
MF中田英寿   稲本潤一 戸田和幸
   小野伸ニ 市川大祐
FW柳沢敦      鈴木隆行

前半は、ワールドカップ初戦らしいやや硬直した試合展開だったが、積極的に前線の2人がプレスをかけ、中田英(パルマ)を中心としたパスワークで仕掛けるも、なかなか決定的なチャンスは生まれず前半は0-0で終了。

後半になると、徐々に試合展開はベルギーのペースになり、ボールを保持され守勢に回る時間が続くと感じた57分に、ヴィルモッツが、予想外だった、見事なオーバーヘッドで決められ先制点を許してしまう。

一瞬、スタジアムに静寂が訪れる。

先制された流れを、取り戻すのは難しいかも?と弱気な気持ちになったあの時の感情を思いした(笑)

そして直後の59分に歓喜が訪れる。

小野伸二(フェイエノールト)のロングフィードに抜け出した鈴木隆行(鹿島アントラーズ)が、つま先を懸命に伸ばしてボールを押し込み、同点ゴールを奪う。

まるで、全員サポーターの気持ちがあのつま先に乗り移ったかのような魂のこもったゴールに日本中が揺れた❗️

さらに67分には、ボランチの稲本潤一(アーセナル)がドリブル突破でペナルティエリアに侵入し、に迫ると、左足で豪快に相手ゴールに叩き込み、逆転。

このまま逃げ切れば、勝利をと皆が願っていた時間帯の75分、フラットスリーの弱点である浅いDFラインの裏を突かれ、同点ゴールを決められてしまう。

71分に負傷交代した森岡隆三の絶妙なラインコントロールがいかに重要だったかを痛感した瞬間でもあった。

その後は両者決め手を欠き、日本の
初戦は2-2の引き分けで終了。

待望のワールドカップ初勝利はお預けとなったものの、初の勝点をつかみ取り、目標である決勝トーナメント進出に向け、まずは最低限の結果を手にしたのであった。

■日本🇯🇵2vs2ベルギー🇧🇪


#2002日韓ワールドカップ  #日本代表 #トルシエジャパン #フラットスリー #鈴木隆行 #稲本潤一 #中田英寿 #小野伸二

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