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目に見えない成長が見えた日

いつもありがとうございます・
とりまめです。

昨日までの強風は止みましたが、とにかく寒い!!いよいよ本格的な冬が到来した感じですね。

今日は息子の中学校の三者面談があったので休みをとって、家事に読書にまったりとした1日でした。

そこで、今日は「息子の成長」について感じたことを書いてみようと思います。


定量的・定性的評価

以前の記事「本当に大切なものは目に見えない」で、重要なのは、インビジブルアセットに対するインディケーター(見えざる資産を自分で設定し指標化していく)だと書きました。

息子は地方では珍しい私立の中高一貫校の中学1年生です。
野球部に入っていて文武両道を掲げて頑張っています。

しかし、現実は厳しく勉強でも野球でも芳しい結果は出せていません。

入学当初は、勉強の成績も真ん中ぐらいでしたが、あれよあれよという間に低空飛行。野球でも能力が高く部員数も多いためまだレギュラーを取れていません。

親としては、中学に入学してから今まで、介入したり対話したりしてやってきました。
しかし、小学校までゆっくりと育ってきたゆるキャラの息子が、中学校での環境の変化に適応できず溺れかけている姿を見て、今は「ゆっくり見守る」というスタンスを取っています。

それでも、「じぶんなりの勉強法」や根性で野球の自主練をするなどの「正しく努力すること」を教える前に思春期を迎えたことで、親の声も届きにくくなったことで孤軍奮闘しています。
#一応、楽しそうではあります

いわゆる、「成績が上がる」や「野球部で背番号をもらう」という定量的な成果は出ずにいたんですが、今日の三者面談で定性的な成長を見ることができました。

普段では目に見えない成長を見れたんです。

EQの上昇!!

息子の中学校は、15分の三者面談の冒頭は子供のプレゼンから始まります。前学期の課題と今学期の成果の対比、その結果に対する分析、その分析からの次学期への対策がそのプレゼン内容です。

そのプレゼンの内容が、1学期と比べて飛躍的に良くなっていたんです。
自己認識能力、俯瞰的に物事を捉え、それを伝える表現力、EQと言われる能力が育ってきていました。

ここで基本的なことを紹介しておきます。

まず、よく聞くのが『IQ』。
Intelligence Quotientの略称で、人間の知能を数値化したものを指します。この指数は、知能を単なる知識や学力ではなく、あらゆる場面で効率的に対応できる基礎的な能力とみなしていることが前提となっています。

このIQは、AI時代には人間にとっての価値が薄れていってるかもしれません。性格の悪い頭のいい人とり、ChatGPTに教えてもらう方がいいですよね。

そして『EQ』。
Emotional Intelligence Quotientを略したもので、自分と他者の感情を認識し、自分の感情を状況に合わせて上手に制御できる能力のことです。日本では「こころの知能指数」と呼ばれています。

EQは、自己認識能力や自己抑制ができる、他者への思いやりがあるといったものがSQが高い人の能力です。

最後に、『SQ』。
SQとは“Social Intelligence Quotient”の略称で、日本語では「社会的知能指数」などと呼ばれます

米国の心理学者ダニエル・ゴールマン氏が2007年にEQに続いて提唱した第3の概念で「他者と関わるときに発揮される社会性や対人能力」と定義しています。

要は、「あの人がいるとチームが明るくなるよね」といった雰囲気を作れる人、そんな人がSQが高い人になります。
息子もこのSQが育ってくれたらこれからの時代に活躍できる人材になれるかもしれません。

参考に、鴨頭さんが紹介していた、SQの高い人の10か条を紹介しておきますね。

◼️SQの高い人の10か条
①愛嬌があり笑顔で会話ができる✨
②素直で真っ直ぐに物事に取り組めて、人のアドバイスを受け止められる✨
③正義感が強く善悪の区別がしっかりと身についている✨
④家族を大切にしている✨
⑤人の気持ちに立って物事を考えられる、そして人の嫌がることをしない✨
⑥適度に謙虚(誉め言葉は受け止めつつ調子に乗りすぎない)✨
⑦努力することができる✨物事を達成するまで諦めない✨
⑧夢を持っている✨未来に向かって前向きな人✨
⑨ 自分の気持ちを表現するのが上手✨
⑩上手に人に頼ることができる✨

皆さんはいくつ当てはまりましたか?
人間がそもそも持っている能力です。努力して高めるというかは、普段の生活でちょっと意識してみるぐらいがちょうどいいですね。
#私はSQ高めかも?

SQが高いと、他者の感情や事情を理解してあげたり、適切に配慮して関係を良好に保てます。
そして、相手の話を心から傾聴し、相手の感情に寄り添う姿勢が明らかに見られる人は、職場での躍進も期待出来るし全ての人間関係も円滑になりますよね。

コミュニティ作り

これからはコミュニティが大切なのではと密かに思っています。

息子は、特に目立ったところはないのですが、不思議とコミュニティの中心にいるタイプでした。

友達と仲良くなるのが得意で、アウェーにでも飛び込んでいける能力。
そんな中でも、相手に合わせたコミュニケーションを取れる。これは立派な才能で、中学校生活でもそれらは確実に育っています。

コミュニティー作りで大事なこと、それは、まずは仲良くなることです。
その辺りは苦もなく出来ているようです。

どうしても、定量的な結果だけに目がいってしまいます。
テストの点がどう、成績の順位がどう、野球でヒットを打ったかスタメンで出たか。

わかりやすいものさしだけで人を評価せず、インビジブルアセットを大切にしてあげたいなと思いました。
そういう部分がきっと大切になるんだろうな。
でも、目に見える勉強の部分もなんとかして伸ばしてやりたいな。
そう感じた1日でした。
頑張れ!息子。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。


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