♩Augustus Pablo - 555 Dub Street

今から50年弱前、1974年頃の作品。イギリスのブリストルの、ジャマイカの移民の方が多く住むエリアの、小さな倉庫のようなところで聞いた、感電したかのように身体中が痺れた、ありえないくらい大きな低音を思い出す。20代半ばのこと。

以降、それまで聞いていた音楽が聴けなくなり、ダブばかり聞くようになった。「ダブとは何か」と問われれば「その問いが尽きたところではじめて響いてくる音楽」とでも答えようか。心身を解き放ち、無心で歌い踊ることもまた瞑想である。

[同曲の別ミックス]

♩Augustus Pablo - 1 Ruthland Close
https://www.youtube.com/watch?v=dqeK1CyMwLQ

♩Jacob Miller - Hungry Town Skank
https://www.youtube.com/watch?v=rJK43SNY9o0