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2024年5月の記事一覧

ある僧と石頭和尚との会話

「どうあるのが解脱でしょうか」
「誰が君を縛った」
「どうあるのが浄土でしょうか」
「誰が君を汚した」
「どうあるのが涅槃でしょうか」
「誰が生死をおまえにくれた」

『祖堂集』 (中央公論社)

No, nothing is there.
But everything.
Alone in the deep forest.
Where lost is found.

ある僧侶がたずねた、「どういうのが『玄にしてさらに玄なるもの*』ですか」 先生、「そいつの舌に答えさせろ」 *『老子』では「玄之又玄」である。玄よりもいっそう玄なるものの意。 (『洞山録』 現代語訳: 柳田聖山)

We could extinguish ourselves, but the universe would go on, and we can never stop the wind

「どうしたって風は止められないから乗るしかないだろうって」「誰が言ったの」「風に聞いたってw」

Everything comes and goes,
Formless into form, and vice versa,
In the ever-expanding universe———
For us all to savor and explore, infinitely

There is no way back to Nature, nor forward,
where there is nothing else.

説明不可能な「自然」という言葉の誕生も、
自然の成り行きなのかもしれない。

Everything can only be dissolved into infinity.
何事も「無限」にしか分解できない。