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『哀愁しんでれら』考察 「母親になることと母親であることは違う」(倫理と道徳) この映画で、土屋太鳳は鬼子母神=聖母マリアになった?!
『哀愁しんでれら』を観た。 衝撃を受けた、というより嫌悪感と怒りとが綯い交ぜになった感情に包まれた。映画を観て、こんな全否定の感情に包まれ、二度と見たくないと思ったことは初めてだった。 原因はラストシーンだ。狂って同級生を死に至らしめた娘を守るためとはいえ、多くの無垢な存在たちに犠牲を強いるラストシーンは決して許容できるものではなかった。主演の土屋太鳳が出演オファーを三回断わったというのも当然だと思った。 しかし、怒りに包まれ、まんまと渡部亮平監督の術中にものの