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LGツインズがペゲーロに期待するものとは

7/10 LGツインズが昨年まで東北楽天でプレーしたカルロス・ペゲーロ総額18万ドルで契約発表。MEX球団には移籍金が発生していないという。

LGのチャ・ミョンソク団長(GM)はペゲーロの獲得理由について、球団を通して以下のようにコメントしている。
「ペゲーロはパワーがあってファーストも守れる外野手だ。日本の野球を経験している点も含めて、チームに大きくプラスになると期待している」と。ここまではYahoo!ニュースでも見たとおり。

獲得のきっかけは芹澤裕二コーチ

芹澤裕二コーチとペゲーロとの間には縁がある。それは楽天で共にしたことだ。2018年は芹澤コーチこそ現場にはいなかったが楽天に残っていた。
人柄や性格をよく知っている芹澤コーチはLG側にペゲーロ獲得に向けてアドバイスを送っていたという。

楽天在籍時、2軍調整中のペゲーロを見た。身体が柔らかく外野手出身だが一塁守備をさせた時は特に問題なかった」と。
LGはこのアドバイスを信じてペゲーロの獲得を決めたという。

パワーヒッター大好き柳仲逸監督はペゲーロに対する大きな期待を寄せる

柳仲逸監督は三星ライオンズ王朝を作った監督で外国人選手は一発で流れを変える主砲が好みという印象がある。
当然のごとくペゲーロに対する期待も大きかった。
ペゲーロは主に外野を守っていたみたいだけど一塁もできるらしい。多様なポジションが守れることも大きいがひとまずは一塁手で考えるが理想は一塁 外野 DH兼任
NPBで3年もプレーしたことも大きい。巨体に合ったパワーを生かしてほしい。」と期待を寄せている。

アドニス・ガルシア トミー・ジョセフによる健康的不安はある?

トミー・ジョセフは9本塁打36打点 AVG.274とそこそこの成績は残していた。しかしそれでも解雇された理由はやはり健康状態。
ヘルニアによってその時期が分からなくなったという。
KBOのチームは40%が外国人選手の活躍といわれるくらい外国人選手獲得に対しては血眼で良い選手を探す。
アドニス・ガルシア トミー・ジョセフはMLBでも実績のある大物選手だがやはり怪我でチームに貢献できずチームは失速した。
ペゲーロに関してもかなり怪我に関しては神経質なものとなった。メディカルチェックをすることはもちろん、所属していたLMBのGMに直接電話で聞くくらい入念にチェックしていた。

KBOの新外国人選手獲得路線が変わりつつある

ペゲーロ以外にも複数の選手獲得候補がいたのは事実だ。
しかし、KBOのルールによってそれが変わった。年俸は総額100万ドルまで。シーズン途中になるとそのボーダーラインが変わってしまうのだ。7月は移籍金含めた総額50万ドルまでに抑えて獲得しないといけないのだ。
LGも40人枠にいるマイナー選手を狙っていたが交渉中にMLB昇格や移籍金が高いとかで断念してペゲーロになったという(もしかすると噂していたライアン・マクブルーム マイク・フォードを狙っていた可能性もある)。

マイナーの環境変化

マイナーリーグが今年からボールを変更。MLB仕様のボールになったという。しかし、これが打高投低の世界となった。
PCLでは昨年より40%も本塁打が増加したという。記録だけを見て3Aの選手を判断するのが難しくなったという事情もある。
日本ではあまり言われないがかなり苦労する部分でもあるという。

ペゲーロ獲得は結局楽天在籍時の印象 長打力のある選手 一塁を守れるからにすぎない。
当然救世主として活躍してほしいところ。失敗しても18万ドルは安いが日本のファンとしても注目したい選手である

#NPB #KBO #新外国人選手


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