宝石の国『The Party At The End』感想

※この記事は宝石の国12巻特装版の付録、『The Party At The End』のネタバレを含みます。

11月24日、ついに私も宝石の国12巻特装版を手に入れた。ワクワクしながらページを開いた瞬間、目の前にビキニのパパラチアが飛び込んできた。

『グラビアの巻頭ですか?10000年連続トップ飾れそうですね』と思いながら読み進めるとまあでるわでるわエモいシーン笑えるシーン泣くシーン。

特にシンシャのところはね、ほんとに泣いた。花が触れても傷まなくなって嬉しいって言ってるところはもちろんだけど、芋虫が当たり前のように指を登っていくシーンでこらえきれなかった。

何もかもを駄目にしてしまう体質だったシンシャに、別の生き物が当たり前のように近づいて、何の危機感も抱かず触れる。そしてシンシャからも怯えずに触ることができる。当たり前だけど、当たり前じゃない1枚。

シンシャは本当に、幸福になった。みんなが当たり前に甘受していた幸せを、ついに手に入れたのだ。そう思うと、嬉しさで涙が溢れた。

本当に、良かったねシンシャ。今まで辛かった分、月では幸せになって欲しいと心から思う。彼にどうか、めいいっぱいの笑顔と花の祝福を。

…まあ、でも、しいてね?欲を言うならね?

フォスと一緒に幸せになって欲しかったけどなー!欲張りセット一つ!初期フォスが売り子でシンシャが花の世話をする花屋さんお願いしまーーーーす!!!店ごと買うから!

『そうじゃないから困る』。私も困るよ!すっごく困るんだよ!意識しまくってるのバレバレだよ!絶対毎日365回は地球の方見てため息ついてるでしょあなた!?好きって言えやー!!

宝石に恋愛感情はないかもしれないけど、シンシャがフォスに向けていた感情は、恋人や家族に向ける『愛』に劣らない物だと、私は今も信じてる。

99話のタイトル『結婚』になんないかなー…。以上、途中からシンフォスを諦めきれない醜い男の妄想になりましたが、『終わりに向けたパーティ』の感想でした。

語りたいことは山ほどあるので、後日続きをまた書くかもしれない。ジェードとかダイヤとか金剛とかモルガとか、ほんと書きたいことだらけで困っちゃうね。

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