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睡眠は必要か否か
もし眠らなくても疲れずに、生命活動に一切の支障をきたさないとするなら、我々は眠らないだろうか。
眠らなくてもいいことで発生するメリットは、1日を24時間フルで使えること、翌日に疲れを持ち越さないため毎日安心して徹夜ができることなどだろう。5〜9時間もの時間を新しく使えるようになるのは、ぱっと見悪い話ではないように見える。
ではデメリットは何か。それは1日の区切りがなくなることだろう。人間は程度の差はあれ、誰もが睡眠は必要だと考え、深夜帯はできる限り予定は入れないようにしている。
そんな睡眠が不要になったら、朝も夜もみんな関係なく動き回るのなら、仕事も遊びも全て地続きになり、会議も待ち合わせも刻限はともかく、始める時間に縛られることはなくなるだろう。おそらく睡眠を必要としていた頃よりもずっと、やること、やりたいことが大量に増え、スケジュールが過密になっているはずだ。
夜はインフラが使えなくなるから動けなくなるのでは、という意見もあるかもしれないが、睡眠が不要になった世界ではきっと、多くの人間が飛行機も新幹線も使いたいと『需要』を持つはずだ。そうなったら必ず社会はそういう人たちのために多くのインフラを『供給』してくれると私は思う。
つまり、睡眠が不要になった場合1日にできることは何時間も増えるが、その分仕事も予定もどっさり増えることになるだろう。これが私の考える結論だ。
私は眠らなければたくさんの積みゲーと積み本が消化できるのに、と考えてこの記事を書き始めた。だが眠りがない世界は今以上の地獄と結論づけてしまった。くやしいが、睡眠は人に必要な物だと受け入れて、私は寝ることにする。
私とみんなの明日が良い日になることと、眠りの中で良い夢を見れることを心から願っています。おやすみなさい💤
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