理不尽と戦う

理不尽と戦う。


戦うにはまず相手を知る。


理不尽とはなんだろうか。

コトバンクの理不尽の説明はこう。


り‐ふじん【理不尽】〘名〙 (形動) 道理をつくさないこと。また、すじみちの通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。むりむたい。byコトバンク

わかるようでわからない。

道理とはなんだろうか。


goo辞書によると道理とは

1 物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。「道理をわきまえる」「道理に外れた行為」

2 すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。「言われてみれば道理な話」


これもわかるようでわからない。


なにが筋で、何が正論なのか。

そんなものは時代や場所で全く違う。


だとしたら理不尽とは

自分が思っていたようにならないことであり、

その多くは学校で習ったルール

「頑張ればなんとかなる」ということが

叶わなかった時に思う感情の1つに過ぎない。

そんな気がしてくる。


自分が思っていたようにならないことはたくさんあるだろうから

的を1つにしぼり、

「頑張ればなんとかなる」に関して考えてみる。


「頑張ればなんとかなる」に関して言えば

頑張ってなんとかなることと

頑張ってもなんとかならないこと。

その2つがあることは誰でもわかっている。

わかっているのだから、

頑張っても仕方ない事にこだわらなければ

叶わなかった時に思う感情の1つである

"理不尽だ"という思いは

感じないのではないだろうか。


全てがあるということを

物質的あるなしでなく

全てが起こりうるという世界と言い換えるなら

その世界では
理不尽は存在しない。


理不尽が存在しない世界では

理不尽だと嘆く必要がない。

その世界でできること。

それを淡々とやっていく。


見えない理に縛られ

頑張っても意味がないと

見えないレールに乗せられていくのか、

なんでもありだと思いながら

頑張らない道を選ぶのか。


見た目は同じ「頑張らない」でも

全然違う「頑張らない」。

私がしているのはどっち?


これを理解することが

理不尽との戦いなのではないかと思う。




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