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V3のすゝめ

𝓑𝓻𝓮𝓪𝓴 𝓽𝓱𝓮 𝓼𝓸𝓷𝓲𝓬 𝓫𝓪𝓻𝓻𝓲𝓮𝓻

さて、


はじめに

V3は30秒に2回打てます。より詳しく書くと表を打ってから30秒の間に裏を打てて、打つ打たないに関わらず30秒経てば表が入れられるようになります。

この仕様を歌姫環境で時速を出すことを目的とした場合どのような立ち回りをすれば効率がよいか僕なりに考えたことを書きます。

自札無しァ―にもある程度流用可能な考え方ですがどちらかと言えば全体札ァーに向けたnoteであることを先に断っておきます。

このnoteは以前からはてなブログに掲載しているものを公開用に書き直したものです。(はてなブログの方を消したわけではありません)

V3の基礎

常に表を入れていると考えた場合、裏のV3は裏を打つ可能性のあるターンの内最も演出が多いターン(以降重いターンと呼称)に打つのが良いと言えます。

その観点から言えば自札無しの34固定はある程度理に適っており、最も重い3とある程度の重さが期待できる4に固定することで常に重いターンにV3を打てるようになっています。

ターンの重さを決定しているのはアピール演出の回数であり、アピールするアイドルの人数と攻撃時に残っている審査員の人数、審査員の星演出の3要素で表現できます。

アイドルの数は〆ターン以外基本6で、審査員も飛んでいなければ3です。一致スピアならば2Tに3割星演出が入って、そうでないなら飛びターンに3割星、TA、LAの3つの演出が入ります。

さて、一般的な4〆オーディションの場合3T目に審査員が1人飛ぶとすると

1T目想定演出は審査員3回とアイドル6回、星演出0回の計9回。
2T目想定演出は審査員3回とアイドル6回、星演出0~2回の計9~11回。
3T目想定演出は審査員2回とアイドル6回、星演出2~4回の計10~12回。
4T目想定演出は審査員0回とアイドル6回、星演出4~6回の計10~12回。

ターンの重さとして3≧2≧1で4は重かったり軽かったりします。基本的に進みの遅いオデは4が重いです。逆に七彩はかなり4が軽いオデなので積極的に持ち越せます。

全体札の場合2,3が重いのでそこに重ねたいですね。頭オデ1表から入るとしても可能な限りすぐに2表にずらしたいです。これは表が後ろにずれ込むと後述の持ち越しや枠破壊が狙いやすくなるからでもありますし何より朝コミュなどで遅れても漏れなくなるバッファがあるようなものなのでやはり表を後ろのターンに打っていれば30秒の枠を守りやすくなります。

まとめると

表は後ろにずらす
裏は枠で最も重いターン

以上です。

持ち越し

V3を使う上で最も重要な技術です。持ち越しのメリットは単純な時短に留まらずV3を保留可能なことと30秒の枠に嵌める行為の最適化で、持ち越しを行う際に判定することは2つで”持ち越して次のオデに入れられるか”と”持ち越しのリターン”です。

持ち越して次のオデに入るか

オデのそれぞれの時間はある程度決まっていて

  • オデ間遷移が15秒

  • 通常ピラミッドで5秒,オデ遷移ピラミッドで10秒

  • 札選択画面からpを打つのに3秒

  • 札選択画面からnを打つのに2秒

  • アピール演出9回で6秒

僕の環境でフッペ踏んで目算で測った時間なので誤差は結構あります。下に考え方を書くので各自自分の環境と照らし合わせて読んでください。

次のオデに持ち越す場合はそのオデを〆た時点で17秒以上残っていれば理論上次のオデに裏が間に合います。ここが最低ラインですが朝やコミュが鳴いたら無論時間は削れますので最低限朝が残っているかは数えておいた方が良いですね。持ち越し破壊されると〆ターンのアピール演出分損すると考えると持ち越し成功確率(朝、約束の入らない確率)と持ち越し成功時の飛ばせる時間、持ち越さずに〆ターンに打った時飛ばせる時間などを天秤にかける必要があります。

雑に言うとオデを〆た時点で20秒残りそうなら持ち越してもピラミッドがなければ持ち越しを破壊されることはありません。ピラミッド前はアイドル2人とかでもなければ裏も打ってます。

持ち越しのリターン

持ち越しのメリットは色々ありますがまずは短絡的により重いターンを飛ばせることに焦点を当てて演出回数の議論のみを行い、前提として持ち越しは成功するものとします。

ちなみに持ち越した裏を打つタイミングですが残り3秒くらいの状態で打てれば次のp表がきっかり30秒になります。

4と1の比較

1の演出は自分が3割星を取らない限り9回で固定なので(4万オデは頭でしか受けないのでアイドルは6人いるものとします)4T目の星演出が8回以下であれば持ち越した方が早いと言えます。

審査員が1人残りの場合は自分がn打ちしている場合アピール順は
アイドルpg→審査員→自分含むアイドルnとなるので審査員が3回星演出を吐くとしてアピールするアイドルが4人以下なら持ち越した方が早いです。これを判断する場合に最も簡単なのはn打ちして自分のアイドルに行動順が割り振られているかを見て割り振られていた場合はV3を打つ、そうでないなら打たないとすることで判断に要する時間を減らせます。

審査員2人残りの場合も同様でこの場合はアピールするアイドルが3人以下なら持ち越した方が早いです。これも同様に自分のアイドルに行動順が振られているかで判断しても良いですが4人行動等の場合の裏目があるので2人審査員の場合は2人ともミリ残りじゃなかったらV3打っても良いと言えます。

1と2の比較

一致スピアがいれば2Tの方が星演出の分だけ重かったり七彩は殴り方によっては審査員が飛ぶので基本的に2の方が重いです。とすればあとは2で打てるかどうかを議論すればよいですね。

オデ突入時の時間で場合分けする前に具体的な話をば

nnで2T目に表を入れるとなった場合は8秒あれば打てますので理論上22秒(残り8秒)オデ突入で2表が間に合うとなります。まぁ人間性能の云々で個人差は生まれますが20秒で突入した場合は余裕をもって間に合いますね。18秒突入の場合はp入れてからp表出来ます。一先ず10秒もあれば1T進めた後にV3を打つ余裕があると言えます。

オデ突入時の残り時間ごとの場合分けを行います

~8  ターンを進める余裕がない
9~10 nでターンを進める
11~   pでターンを進める、振り返り

その後は残り時間見ながらV3してください。間に合わなかったら適宜場合分けを自分用にチューンしていってくださいね。

というわけで持ち越しの手順としては

〆ターンのアピール回数とオデ突入時の時間で前後のターンの重さを比較してV3。これで大体どうにかなりそうです。

これらを使えばV3を漏れなく30秒の枠に嵌めることが出来そうですね。

枠の破壊

さっきまで持ち越しで30秒の枠の話をしていましたがここからはその30秒の枠を破壊する話をします。編成強度の高い全体札ァ―限定のお話です。

枠の破壊とは

凄く簡単に言うと

表〆→オデ間→1→2裏〆→オデ間 枠破壊 

です。枠のぶっ壊しの道中と最後の表から次入れる表までで漏れた秒数の合計をαとしたら30-α秒短縮したことになります。この現象を言い換えると漏れた秒数αでオデ〆てV3カウントをリセットしているんですね。

僕はよく「リセットリセット!」って叫びながら歌姫してました。

平たく言うと枠をぶっ壊すと時短になります。つまりまぁ無理のない範囲で漏れてもいいから枠ぶっ壊したいんですよね。でこの枠のぶっ壊しの話を歌姫で最適化するとオデを次の表が来るまでに〆る。これに尽きます。

ですが大前提として30秒の枠に嵌める動きはめちゃくちゃ強いってのがあってそのオデで3秒待って表入れられるならそりゃ待って表入れてオデ間挟んで次で裏表裏した方がいいです。なので少なくとも待ってV3入れるよりも演出全部見たうえで待ちより早いのがぶっ壊しの前提条件なんですよね。めっちゃ破壊できる編成なら表〆→オデ遷移np裏nで破壊するのもワンチャンありますが編成強度がかなり必要なので割愛します。

また枠のぶっ壊しは漏らした秒数でオデ〆たことになるのでぶっ壊した後ろにピラミッドあるとあんまり強くないです。

枠の破壊を行うためには

少なくとも枠を破壊するターンは表で〆た次のオデを2〆する必要がある(3〆の場合は表が間に合う)ことから2〆出来る編成強度は必須です。これはまぁ編成段階の話なのでここでは割愛するとして立ち回りとしては

  • 表で〆る

  • 次の表が入るまでに裏で〆る

この2点が重要ですね。

  • 次の表が入るまでに裏で〆る

次の表が入るまでに裏で〆る、に関しては当たり前の話ですけどぶっ壊しは漏れた秒数でオデを1つ〆てV3カウントをリセットする行為なので次の表が入るようになってから(前の表を打って30秒経ってから)次のオデが始まるまでの時間は確定で漏れるんですよね。上手く行っても物理的に10秒程度は確実に漏れるのでこの場合は30-10で20秒短縮したことになります。

  • 表で〆る

表で〆る、に関しては歌姫全体の立ち回りの話からになるんですが表が入れられる状態なら表を入れた方が良いので頭のオデは1表から始まります。それを後ろにずらして例えば3表〆になればぶっ壊しの準備は完了します。

話は少し逸れますがV3の猶予が30秒なのは歌姫のゲーム性と奇跡的なかみ合いをしています。全体札でp連で3〆した場合オデ間遷移を合わせても2回のV3の時短で丁度28秒くらいになっており、V3*2+演出+札選択*3+オデ間で1つの枠に収まっているんですよね。

で、全体札はパッシブ、札の上振れやミリ残しによる強い持ち越し、2〆等によってそれら一連の行動が25秒やらそれ以上に短縮されて30秒の枠に対して更に1T進めて演出を見る余裕が生まれます。3Tで1つの枠としているのでそれらが組み合わされば枠の起点となる表のV3が後ろにずれこんでいくんですよね。

で表で〆る方法論に戻るんですが一番簡単なのは2〆することで、それとは別方向のアプローチとしては持ち越しや漏れの許容,12V3からの3T目ミリ残しなどによって演出を見る時間を捻出することです。

持ち越しはそのままで最も重いターンを飛ばして時短を狙います。

漏れの許容は5秒待つくらいなら2秒くらい漏れても枠壊せば返ってくる、と言い聞かせて30秒の枠を無視してそのターンの演出を見ます。言い換えると5秒残りの場合nで数秒漏らしてもターンを進める選択肢が生まれます。結局歌姫って48Tを如何に走り抜けるかっていうゲームなので。

理論上6秒漏れても純利益が20秒あれば十分にペイできるので枠を壊せるなら余裕で突っ込んでいいです。僕は枠を壊す目途が立っていてかつ5秒以上待つなら突っ込んでいます。

ですがこれは編成の2〆する力や残っている流行。後ろにピラミッドが控えているかなども関係してくるのでいつでも突っ込んで漏らすのが最適ではなく、枠を破壊する可能性が十分に見込める場合のみ漏らしてでもターンを進める価値が生まれることに留意してください。

編成強度について付け足すと枠破壊に目を向けた場合1,2Tで飛ばす都合上3T以降のバフなどは2〆成功率に寄与しません。枠破壊の観点で言うとキャメラ85%とLATE120%が最強ということです。今後もカード性能がインフレすることを考えると頭から鳴くパッシブの価値は更に高まるでしょう。もちよこの金パッシブの様にメンタル74%以下などの条件は当該の白パッシブ
と合わせて無条件パッシブだと言えますが発動頻度を考えるとメンタル75%以上発動の白の方が時速に影響すると言えそうです。ですが白を取った後でSP40追加で払えば金も取れて下振れの防止になると思えばSPが余程厳しくない限り取った方が良いかもしれませんね。頭鳴きパッシブ最強!!!

ピラミッドは実質1T演出を見ているようなものなので枠破壊を狙って漏らしてもいいのはS3の3週目~6週目、S4の2,3週目と6,7週目ですね。このタイミング以外はピラミッド演出等の都合であまり期待値が高くないです。というか大半の場合S4ではピミラッドが散らばっている都合で枠破壊があまり現実的ではないので狙わない方が早いと思います。逆にピラミッドの都合で漏れるのが確定してるならV3を1T保留して重いターンを飛ばす方に一時的にシフトしてもいいかもしれません。結局ピラミッド明けのオデの頭に表入れられれば変わらないはずなので。めちゃくちゃ編成強度が高い場合はもう少し狙える場所が増えるかもしれませんが‥‥‥

振り返りのタイミング

昨今の全体札ではサポートカードのインフレに伴い捲りたいパネルが多く、編成の最終的な必要SPがS3頭までで取得できるSPを上回っている場合があります。基本的にバフは多い程〆ターンの短縮につながるので出来る限り早くめくりたいんですよね。

振り返りのタイミングとしては選択肢は主に”必要SP満たし次第”または”オデ突入前のタイマーを見ながら”のどちらかですね。SP満たし次第捲ることによるメリットは〆ターン短縮の期待値が最大となること。デメリットは30秒の枠から漏れる可能性があることです。W.I.N.G.の周回時間は30秒*16+準決+雑誌連打と漏れた時間の合計なのでやはりまぁ30秒の枠は順守した方が良いです。ただもし編成強度が足りずに3〆が安定しない(30秒の枠から漏れることが多い)編成であればSP満たし次第捲った方が最終的に漏れる時間は短くなると考えられます。逆に編成強度が十分に高ければタイマーを意識してオデ遷移画面で7秒くらい残っていれば振り返り→オデ遷移→p表が大体枠に収まります。

準決、決勝について

優勝周回する際の覚書です。決切りしたい人は振り返り頑張ってください。
準決突入~決勝終了まで間のコミュの存在を鑑みても30秒を超えるんですよね。ですのでV3は3回以上打てるわけです。ですが大体2オデ合わせて4Tはかかるので1回は演出を見るターンがあり、ここに関してのみは30秒の枠を意識する必要がほぼなくなります。ですので初手で強い全体札を投げられないなら1を素打ち、2表と入って裏は適当に入れて決勝で表裏することが可能です。決切りに振り返り込みで40秒超えてる人は優勝するのも選択肢だと思います。まぁ札とか下振れたら普通にロスなので決切った方がアベは多分速くなります。

終わりに

V3は30秒の枠を意識することが第一で、持ち越しの判定と枠の破壊を理解すればあまり迷わずにV3を打てると思います。

あくまで執筆時点での僕の考えなので間違ってたらすみません。

質問などがあれば答えられる範囲で頑張って答えますのでDiscordなりTwitterなりで声をかけてください。

このnoteのオリジナルになったはてなブログです。もし合言葉が分からなかったら僕のTwitterのDMかDiscordにあいさつなどは不要ですので”合言葉”とだけ送ってください。

この記事が皆様の良いタイムの一助になれば幸いです。それでは

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