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HSPにとっての「居場所」とはなにか?

こんにちは。HSPサステナワークプログラム「そういう個と。」編集チームです。


先日「HSPってなんですか?」

とある男性の方に聞かれたので

人口の20%に深くものごとを感じたり考えたりする型の神経系の人がいるんですよ。それってコインの裏表でね、とんがった才能部分と一緒に、社会生活のなかではちょっと不便な感覚過敏なんかがある人もいるんです

と答えたら

真顔で「重たいですね・・」と ひとこと。

お… 重たいのか…

わたしは、笑顔で言ったんですが、

そして彼も悪気がなかったことは明らかなんですが、

HSP全員が社会からはじかれたような感覚に陥って
だんだんにお腹にもらったジャブのように効いてきて

ついには
電車のなかで心臓が痛くなりました。

わたしもつくづくHSPデアリマス・・・(笑)


今日お伝えしたいのは、

その男性に対する非難ではなくて

HSP=マイノリティ=数が少ない側にいる、
ということ。

大多数の人は

毎日毎日

「普通はさ・・・・」という感覚とともに生きています。

普通は、服を来て歩き回るもんだよね

普通は、家に鍵をかけてでかけるよね

普通は、家族の茶碗はひとりづつ決まっているよね

普通は、電車に乗るときはお金を払うよね

普通は、ゆづられたらありがとうってお礼を言うもんだよね

普通は、人に会ったら挨拶するもんだよね

などなど

社会的な、文化的背景を持った「普通は・・・・」というのが

わたしたちのまわりに蔓延していますね。
(上記は社会や文化が違うと、すべてひっくり返る常識です)


こういうところでそういう話はしないもんだよね。とか

こういうときは会釈するもんだよね、とか

そういうものもあるかもしれません。

言葉にはしてないけど

法律にも、もちろんなってないけど

まわりのみんなと共有している、と思っていること。

自分は社会の大多数側だと思う意識があると

この「普通はさ。。。」がでてきます。

わたしだって例外ではないでしょう。

女だったら普通はさ・・・
って言うかもしれません。

でもLGBTの方にとってはそれは大きなショックである可能性大です。 

・・・・・・・・・

数の少ない側にいるということは

いつもこういうことが起こりますね。

何かを言った時に

「え????」という顔をされる。

学校でも会社でも

そういうことが一度や二度ではなかった、ですよね?

「あ、わたし間違ってたんだ」

「わたし、ふつうじゃない振る舞いをしたんだ!」

「こういうことはしないようにしよう」

「思っても言わないことにしよう」

それが小さな小さなかすり傷となって

知らないうちに自分を抑えることにつながります。


先日、あるHSPの方から、

職場で会議をしているときに、突然、男性の上司に

「もういい!だまってろ!!」と怒鳴られたというお話を聞きました。

あ〜〜〜〜涙がでますね。。。

 

理由は深くは うかがわなかったのですが、

これは意外によくある状況です。

言葉はそれぞれ違うのですけれどもね。

「言っていることが理解できる範疇じゃなさそう」

なときに

ひとは

「細かすぎ」「神経質すぎ」

ということばで

「もうそれ以上はだまってほしい」ことを伝えるのですが

それが直接、これ以上ない失礼な形で出たのが

上記の

「もういい!だまってろ!」なんだと思います。

 

1つのことを聞くと、
そのあとのこともそのあとのこともそのあとのことも
さささーーーーって想像できちゃう、そこにあるメリットや
リスクがバラバラと頭の中で回転する

という方、いらっしゃいますか?

あ、そのまえに、大元のコンセプトとかこのプロジェクトの意義とかをもう一度話し合っておいたほうがスムーズだと思いますが?

とか言ったことある人、

または

「表面的なだけの話に耐えられない」という人、

「めんどくさいやつだね・・・」とよく言われて

いつも

「気づいているツマミをさげている」人、

HSP(特に洞察系)の方にもいろいろな状況があると思います。

 


愛するHSPさん、

自分の感覚を抑え込むのは なるべくやめておきましょう!

自分を押さえ込んで得る世界は
やっぱり自分にとっての偽りの世界。

HSPには正直で自由でいることが大事。

とっても大事だと感じます。


でもそんなこと言ったって、

社会の大多数はHSPじゃないんだからどうすればいいの?

って思いますよね。

・HSPの知り合いがいる
・HSPのお友達がいる
・HSPの何かのコミュニティに属する

HSPでなくても

あなたの繊細な感覚を理解してくれる人を
まわりに一人でもいいから見つけましょう。

HSPにとっての居場所

それは 静かなカフェ のようなリアルな場所もあるでしょう。

ですが、「理解者」であることもあります。

理解者のいないところで戦い続けちゃいけない。
それは自分をますます傷つけます。

今日も祈ります。

 

すべてのHSPさんが居場所を見つけて

幸せな人生や暮らしを実現することができますように。




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